職場の居心地が悪い、風通しが悪い、と感じた時に手をつけるべき唯一のこと
痛快やなぁ、キタノさん
職場で、ちょっと部屋のレイアウトの事が気になった。
「なんで、コレがこっちでアレがあっちやねん?逆の方が効率エエに決まってるでぇ」
ただ、僕はこの場所では「やる気なし社員」のレッテルを貼られている。改善意見を出したところで、聞き入れてくれるであろう期待感はほぼゼロなので、口数そのものも少なくなっていく。だからと言って、迎合もしない。命まで捧げるに等しい行為に走る気は、毛頭ない。
そこで、新人のキタノさんに頼んでみた。
「コレとアレと入れ替えるで、って誰かに言うてやっといて!」
勝手にやったら、後で何をゴチャゴチャ言われてしまうか、知れたもんじゃない。一々そんなもん言う必要あるかい!って思っても、結果的に受け入れてしまっている自分も不甲斐ない。
それを聞いた当のキタノさん、「あっ、そうですね。その方がいいですね」と言ったかと思うと、その場でガタゴトと配置換えを始め、完了させてしまった。
痛快やね。
この当たり前に発露されるべきエネルギーを、僕を含めた多くの社員が「抑え込まれている」と感じている、そのこと自体が大問題な訳ですけどね…。
世界一の分析屋さんが突き止めたこと
googleが調査したっていう、どんな人がいるチームが業績を上げるのか?という、壮大なテーマ。この結果が衝撃的に面白いので、読み耽ってしまいました。
確かに、ミーティングひとつ取っても、特定の人だけが発言していたとしたら、その光景だけでも、そこに活気は無さそうに見えるし、チームワークらしきものは感じにくくなります。
組織マネージメントの目指すところは、その場の全員が自己主張できる空気を醸すこと。結局そこだけなんですよね。
自分が使われる側なら、そんなことは感覚的にすでに承知済みだと思います。それを社会として共有できるようになれば、もうちょっと明るい顔をした人が増える筈なんですけど…。
内も外も満たされましょう
主張もするが、相手も認める。基本ですね。
「人間関係って難しい」っていう言葉はよく聞きますが、ひとことで言って「勉強不足」を露呈している人は目に付きます。科学的に捉えて解決を図る姿勢に欠けているというか、この先、こういうのにしっかり対応できるところこそが、ホントの意味で先進国と言われるようになってくる気がします。