両立が目的ではなく、幸せになることを目指しているのです
病院2回目行きました。
危険が迫ってきているような胸騒ぎ
「日和見感染(ひよりみかんせん)」という言葉があります。通常の健康状態なら抵抗力があるので、仮に感染しても発症に至ることはないのですが、著しく免疫力が落ちていると発症してしまうという意味です。
アスペルギルスもその部類に属するとされていますが、著しく免疫力が落ちている状態というのは、例えばAIDSとか臓器移植の際に拒絶反応を抑えるために免疫を意図的にコントロールしているとか、そういうのを指すのであって、寝不足で疲れているとかその程度のことなら、通常状態と変わらないと見なされます。
それだけに、もしそんな病気に罹っているとしたら、これはもうとんでもない一大事になってしまいます。最悪の場合、地域や職場を巻き込んだ騒動に発展するでしょう。
「結核か?」とかマジで心配してしまいました。
レントゲンと血液検査
そこで、事情を説明して半ば強引に、僕もレントゲンと血液検査をお願いしました。
レントゲンはすぐその場で「異常なし」と診断されましたが、血液検査は来週まで結果待ちです。
ひと安心?
その結果を待つまでもなく、奥さんのCTの結果が先に出ました。
「無気肺」だそうです。相変わらずメッチャしんどそうにしている奥さんには悪いですが、基本的に感染性はないようなので、かなりホッとしました。
2人の子供達が咳っぽいのも、僕の咳が長引くのも、「風邪」と片付けてしまえるなら、気が楽です。
気は楽でも、そんなことで急に体調は戻りません。今月末の10キロレース、どないしましょう?
基本のリズムを変えよう
今回のことをきっかけに、我が夫婦は生活リズムの見直しに取り掛かろうとしています。
フルタイムの共働きで下の子はまだ1歳10ヶ月。家事と子供の世話だけで、それ以外は何もできません。
寝るのはいつも夜半過ぎ。僕の方が帰ってくるのが遅いので、晩御飯を食べさせたり寝かしつけたりお風呂に入れたりという一連の重労働は、任せっきりになりがちです。
仕事と家事を両立しなきゃという大前提を崩さない限り、子供が成長するのが先か?自分が倒れるのが先か?みたいなことになりかねません。ホントの意味での幸せが、そこにありそうな気がしなくなってきました。
現に、奥さんが産休明けで職場復帰したあたりから、ふたりともイライラしているよなぁ、と感じることが増えています。
人生のベースはもちろん家庭にあるので、そこでの笑顔が減っているのは深刻な事態です。
「なんとしてでも、11時までに寝る」を当面の目標にしてみます。
必要なものを削らなければならない場面も起きるでしょう。でも、やってみます。自ら変化を起こさないと、このまま少しずつ悪くなっていくのを、甘んじて受け入れることになってしまいます。
それだけは避けたいという強い気持ちを持って、「家庭を守る宣言」をします。