西村の「プラージュ」は、マイルドな店長が作るマイルドなカレーが売りだった
オリーブビーチの駐車場のすぐ横にある、「プラージュ」というカレー屋さんが以前から気になっていたのです。
僕が気になっているということは、地元の人たちはもっと気になっているはず…。それを証拠に、僕のFBのタイムラインには、小豆島在住の方からの「プラージュ情報」がバンバン入ってきます。
これは行かなきゃいかんでしょ!
そこで、タートルマラソン終わりでフェリーの出航前の空き時間に行ってみました。
オリーブビーチの入り口のすぐ隣り、オリーブ公園の麓あたりの国道沿いと言えば、場所は分かるでしょう。
「プラージュぼうや」が目印です。
中に入ってみると結構広いです。カウンターに6〜7席、テーブルが3つ程あって、満員になったら20人弱くらいですか。
それに、窓が大きくて明るいので実際以上に広く見えている気もします。店内の壁の配色なんかも、青だったり白だったりでスカッと爽快な感じです。
お店にはやっぱり人柄が滲み出ますよね、間違いなく
店長の井上くん、若いです。地元の青年です。
この方は、話し込めば次々多方面の面白いお話が飛び出してきそうなオーラを全身から溢れさせています。それでいて取っ付きにくい感じは皆無。見た目の威圧感というか、そういったものとは縁遠い、「田舎のにいちゃん」のいいところをしっかりと受け継いでおられます。親御さんと小豆島の環境の為せるわざではないかと…。ただ、顔は濃いです。
この井上くんの作るカレー、さぞかしパンチの効いたピリピリ感の強いものだろうと勝手に想像していたわけですが、そんなことはありませんでした。
ちなみに、僕はカレーはもちろん大好きですが外で食べるのはあまり好きではありません。概してスパイシー度が勝ち過ぎているのです。子供が食べるようなただ甘いだけは困りますが、口当たりが柔らかくて、でも「う〜ん、大人の味!」って感じがなかなか見つけられません。
「バターチキンカレー」をいただきました。これ美味しいです。「辛々10倍!」系ではありません。マイルドですが、しっかりスパイシー。僕も年相応に落ち着いてきた証です。やたら辛い、甘い、量が多い、なんてことが大して大きな魅力とは感じられなくなっています。
いいものを使って、しっかり手が加えられていれば、それだけで最高なのです。楽しい会話があればそれ以上何を望みましょう。
カレーを完食してコーヒーもいただいて、ホッと一息、すごく和みました。
初対面なのに、いっぱい喋ってしまいました。
良い意味で、一風変わった人のところには一風変わった人が引き寄せられてくるなぁ、ってことが再確認できたように思います。ここの女性スタッフの藍ちゃんがまさにそんな感じ。いい空気感醸し出しています。とても居心地良かったです。
僕自身がその一風変わった人であることは、ほぼ決まりみたいですね。
また行きます。