トヨタの損害額もいいけど、社会的損失はもっとデカイぜ
2007年の1月から、トヨタのヴィッツに乗っている。年が明けたら丸9年。もうそんなに新しくは無くなってきた。
ところでこの車、今現在もう何度目か分からないくらいのリコール対象となっている。今回は、助手席のエアバックの不具合の可能性があるらしい。ディーラーからお知らせの手紙が届いた。
点検に持ってきて下さい
そりゃあ走行に直結するものではないにせよ、気持ち良くはない。もちろん持っては行きましょう。
でも待ってね…。
僕は大阪市阿倍野区に住んでいる。車は訳あって、普段は僕の実家である岸和田市に置いてある。持ち込み先のディーラーも、岸和田。
手紙によると、「修理には3〜4時間を要する」とある。
えっ?僕が時給5万くらいで仕事する人ならどうするつもりか?時給千円なら大したことないから「持って来いよぉ〜!」ってことか?
行き帰りとも電車を使わなきゃ仕方ない。時間が掛かればお腹だって減るだろう。そうなりゃ、何か食べようか…。
これは一点の疑いもなく僕が被るべき損失なのか?
全地球的規模を持つ会社であること、部品の共通化が進んでいること、リコール件数を増やしてしまう要素が一段と多いことは理解するとしよう。
でも、やっぱり何だかスッキリしない。