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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

特別保存版PHPプレミアム「好きなことをして生きる」 〜本当に〝特別永久保存版〟になりそうだ〜

「こんなもん、コンビニに置いてる〝小冊子〟やがな」としか思っていなかった。

 

電車の待ち合わせ時間に、何気なく取ったこの本。たったの¥380。しかし、撃ち抜かれてしまった。

 

  

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言うまでもなく、幸之助さんは偉大だ

裏表紙には、いきなりの「煽りワード」が…。

 

「できるかより、やりたいかどうか。さあ、あなたは何をはじめますか。」

 

そうだよ、「好きだからやる」ことに意味なんかない。無くてもいい。自分らしく生きることにのみ没頭していいのだ。それこそが幸せじゃないか。そして、やらなきゃ絶対に何も起こらない。それは、誰もが知っている。

 

 その下には、「PHPとは?」と題した一文が載っている。

 

PHP研究所松下幸之助によって1946年に創設されました。PHPとは、“PEACE and HAPPINESS through PROSPERITY”の頭文字で“物心両面の調和ある豊かさによって平和と幸福をもたらそう”という意味です。お互いが身も心も豊かになって、平和で幸福な生活を送る方策を、人間の本質に照らしつつ、それぞれの知恵と体験を通して提案し考えあう一つの場、それがこの「PHP」誌です。』

 

金儲けに長けただけのおじさんではなかったのだ。偉大な人とは、こうして残すべきものを残して逝かれるのだ。

 

 

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いちいち言葉が「深い」

ここに登場する著名人の方々。全て名前を挙げるわけにはいかないが、伊集院静さん、山田洋次さん、柳田邦男さん、藤本義一さん、島倉千代子さん、谷村新司さん、心屋仁之助さん。どの世界でも第一線に立たれている方の言葉は、深くて重い。

 

目次の項目を拾ってみても、「ムダなことなどひとつもない」「人と比べずに生きる」「道草の人生もまたよし」「人生に〝遅い〟なんてない」など、いわば普通の事しか書かれていない。しかし、身近な人の死であったり、病気であったり、戦争であったり、それぞれのドン底を経験した上での言葉には、上っ面だけを整えたものにはない、ココロの奥深くまで届くビートが感じられる。

 

 

やっぱり、好きな事をしよう

とにかく足元をしっかり見て、身の丈にあった慎ましい生活を貫きましょう、とだけ言われているような気になってしまいがちだが、そうでもないところもある。そこが面白い。

 

「成功」といえば、物質的に恵まれた〝左うちわ状態〟だけを連想してしまうが、苦しくても好きなことができて、しなやかで楽観的な心持ちで居られる。気持ち良く疲れることができて、毎日ワクワクする。自分や家族を愛することができる。それこそが、誰もが目指すべき幸せなんだ、と感じる。

 

 野心的な欲望を抑え込め、と言いたいのではない。生きるエネルギーとして、必要なこともある。僕だって、高級スポーツカーに乗ってみたい。

 

しかし、それは、ただ好きな事をやり尽くした先に付いてくるもので、高級スポーツカーそのものが〝夢〟ではないことくらい、さすがにもうこの歳になれば分かってきた。

 

つまり、行動を起こすことのみで、やりたいことをやる人間に生まれ変われる。その瞬間に、僕の傍らには〝夢〟が寄り添ってくれるようになるのだ。ほとんど、もうすでに、幸せは手中にある。改めて、そう感じさせてくれる。

 

 

仕事は食べるための「仕組み」じゃない

この数ヶ月の求職期間に、僕はいくつもまた新たな経験を積むことができた。「好きなことをしなきゃ幸せにはなれない」という思いは、確信に変わってきている。

 

けれど、そんなことを言っていたら、社会から弾き出されてしまいそうになるのも、悲しい現実だ。仕事は食べていくための手段、仕組みに過ぎない、と頭ごなしに突きつけられる。

 

僕はもう、50歳を超えた。人が言うことではなく、もういい加減に、自分の感覚を大切にしないといけないと思う。

 

こんなことして役に立つのかどうかとか、食えるかどうかの損得勘定とか、そんな価値判断でいいことが起きた試しはない。

 

さあ、僕は人生で何度目かの旅立ちの時を迎えようとしている。そして、ここを、今度こそやりたいことをとことんやり尽くす一歩目にするのだ。苦しんで、楽しんで、泣いて、笑って、そして最後に満たされた笑顔に包まれる。

 

これが僕の選んだ人生だ。

 

決めた、信じる、そして行動する。自分への期待が膨らみすぎて、ワクワクが止まらない。

 

 

 

 

 

図解 「好きなこと」で夢をかなえる

図解 「好きなこと」で夢をかなえる