iOS 10.0.1 にアップデート 〜迷う時間は無駄時間〜
心の準備はゼロ
iPhoneの新OSがリリースされたことは、知っていた。
でも、FBとかで、Wi-Fi経由だと失敗することがある、という声も挙がってる。どうせ、しばらく様子見して、忘れた頃にコソッとやっているタイプなのだ。
通知も来ていない。ところが、今現在、僕のiPhoneは最新OSを纏っている。
半ば意図しないままのアップデートだった。その顛末をここに紹介。
身辺整理をしましょう
死期を感じるとか、おっかない理由ではないが、身の回りを片付けようと思う。飛躍のために身軽になろうということだ。思考の整理は、いらぬストレスを排除して、体調の維持にも繋がる。
自宅のWindows PCが古くなって、瀕死状態に近い。もう処分しようと考えている。それまでに、大量に眠るCDをiTunesに取り込んで、そのスペースも空けてしまいたい。捨てるのはやや気がひけるが、何年も聞いていないものばかり。つまり、音楽フリークではないのだ。レッツ断捨離!
MacにCDドライブは付いていないので、Windowsには最後の力を振り絞って頑張ってもらうことにする。
唸るPC
一枚目のCDを取り込み始めたら、PCのファンがウォンウォン回り出した。息絶えるんじゃないか?読み込みスピードが、やたら遅い。
行く道が果てしなく感じられたので、一旦終了。あとはiPhoneとケーブルで繋いで同期すれば良いはず。
やってみると、iTunesが最新バージョンではないそうで、そのアップデートを要求するメッセージが出た。「OK。」信頼できるPCかどうかを問うメッセージ。「OK。」
次々と質問攻めにあう。よく分からないのだ、こういうヤツは…。
「OK、OK、OK!…」なんと適当なことか…。
相変わらず、ウォンウォン言っている。
唸り続けるPC
iPhoneの画面が消えて、プログラムが走り出したようだ。やれやれ…。
でも、すぐに気付いた。何となくおかしい。同期するだけにしては、時間が掛かり過ぎている。「ウォンウォン」が原因か?
それもあるだろうが、OSのアップデート作業に入ってしまったようだ。しかし、全然進まない。進行度合いを示すバーが、ほとんど動かない。PCはずっとウォンウォン鳴り続けている。マシン自体が熱い。もし途中で止まっても、僕にはお手上げ以外の術はない。
良い事しか起こらない
多分1時間以上は掛かった。ヒヤヒヤした。でも、結果的には全て上手くいっている。OSもiTunesもアップデートされたし、取り込んだCDはちゃんとiPhoneの「ミュージック」に表示されている。
結局、人生良い事しか起こらないように出来ているのだ。だから、決断を迷う時間は、すなわち無駄な時間だと言える。もし、迷った挙句に手をつけなければ、時間は掛かって成果はゼロということで、二重の損失だ。
意図しなかったけれど、神様のお導きだったに違いない。「さっさとやって、次にするべきことに取り掛かりなさい」という声が聞こえる。
今僕は、1日にどれだけのタスクを消化できるか?に、意識を向けるようにしている。〝決める〟ことに時間を掛け過ぎると、とても追いつかないのだ。だから、出来るだけ速く、理想的には数秒で次の作業に移る、というトレーニングを課している。
今回もそうだが、長く悩んだところで、結果にはそう大して影響しない、という経験を積み重ねていきたい。
そうすれば、どんどん限界を引き上げることができるし、どうせ上手くいくに決まっているんだから、ますます加速する。人生は右肩上がりなんだ。僕はそう信じている。