僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

第36回瀬戸内海タートルフルマラソン10キロの部、完走報告

11月の最終日曜日は、土庄のタートルマラソン。今年も走りました、10キロの部。

 

あっという間に当日の朝

毎年、前日土曜日の仕事を午前中で終えてフェリーで駆けつけて、とにかく早く寝て朝を迎えるという慌ただしさを味わっている。十分睡眠をとって、なんて余裕はそれほどある訳じゃない。

 

6時の起床時、やっぱり眠い。もうちょっと…。でも、仕方ない。

 

前日から用意しておいた、インスタントのスープ、バナナ等のごく軽い朝食を済ませ、着替えてから出掛ける。

 

早朝なのでもちろん寒い。2、3日前の寒さよりはマシでホッとしたが、例年よりもキュッと空気が締まった感がある。雨の心配はまったく無さそうで、最高に晴れ渡っている。

 

会場の土庄町役場前に7時40分頃到着。いつも通り、消防署裏のグラウンドに車を停めてボチボチ準備にかかる。

 

9時半がフルマラソンのスタートでハーフが9時40分。10キロは50分なので2時間もあるが、その前9時に開会式が始まると、もう緊張感の針も振れ始める。そんなにゆっくりもしていられない。

 

皆さんいつもありがとうございます

僕を含めて大半の人たちは、単なる参加者として大会に関わることになるが、もちろん大勢のスタッフの方々の運営の力によって、このレースが成り立っていることは、ここの雰囲気を感じればすぐに分かる。

 

スタートゴールエリアの無料にゅうめん接待には、いつもお世話になっています。この他のでみせにしても手作り感満載で、島の人たちの温かさがよく伝わる。ビッグスポンサーが付いている訳でもなんでもないので、ボランティアどころか持ち出しの人までいらっしゃるのではないかと、そんなことまで心配になってしまう。途中の給水所の係りを買って出ていただいたおばちゃんたちは、風邪を引かなかっただろうか?

 

快調にスタート

予定通りの時間に、号砲が鳴った。

 

とにかく飛び出し過ぎない、というのがこのレースの目標。なにしろ今年は練習が積めていない。致命的と言ってよい。どこまで保つか、分からない…。

 

molineblog.hatenadiary.com

 

 決して飛ばし過ぎることなくイーブンペースを心がけて、現状の自分としてはよい走りが出来たと思う。

 

でも、結果的には全然及ばなかった。完全に足に来た。最後の坂を越えて、ラスト2キロに余力は無かった。

 

ものすごく悔しい

十分な準備が出来なかったのだから仕方ない、という考え方もあるだろう。でも、それ以上に、もしかしたら十分な準備が出来ていても走れなかったのではないか?というふうに考えてしまう、ある種の分岐点に立っている自分を意識できる。悔しいからまた頑張りたい、の一方で身体に自信を失いかけている。

 

これからも順位やタイムにこだわるのか、ただ完走を目指すfun runに徹するのか。いつか自ら決する時があるのだろうけれど、まだ少し頭の整理が必要な気がしている。

 

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