パールイズミの極寒仕様タイツで超快適
自転車乗りにとって、寒さは大敵だ。
体が冷えて動きが鈍ってしまっては危険だし、集中力も途切れがち。そもそも出かけるのさえ嫌になってしまう。
50を超えて、めっきり寒さに弱くなった自覚のある身には、特に防寒対策が重要になってきた。
機能性を重視するなら自転車専用を
防寒対策と言っても、基本は重ね着するだけだ、と思っているなら、ちょっと気をつけた方が良い。スポーツの種目によって求められる機能は違ってくる。
例えば、暖かいには違いないが、かさ張るスノーボードのウェアで自転車に乗るのは辛いだろう。
自転車に適していて、最高の暖かさも両立したい。ここは、専用グッズに頼った方が良さそうだ。
高品質のパールイズミで決まり
〝安物買いの銭失い〟を避けるには、最初からちょっと頑張って奮発した方がいいかも…。 何かと評判のいい、パールイズミの一点買いで探してみた。
パールイズミの冬用商品ラインナップを見ると、対応気温別になっている。一番低温の0℃対応のものから選ぶことにした。「大は小を兼ねる」のだ。
必然的に候補はこれに絞られた。
ウインドブレークサーモタイツ 6700−3DNP
(パールイズミ)PEARL IZUMI 6700-3DNP サイクル ロングタイツ [メンズ]
- 出版社/メーカー: PEARL IZUMI
- 発売日: 2015/10/07
- メディア: ウェア&シューズ
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自転車専用なので、ライディングフォームに適応した立体成型で、乗りやすい。その点、申し分ない。
一番重視すべき防寒性は、前面がウインドブレーク素材とフリースの二重構造になっていて、完璧だ。ただ、足首周りはそれがやや薄い。長めのソックスに頼った方がいいかも知れない。
自転車を降りた時に、後面が寒いのでは?と思ったが、実際にはそうでもなく気にならなかった。
パッドは、ロングライドでもそれほどお尻が痛いと思わずに済んだ。そのあたりは、乗り方の上手い下手の問題も大いに含んでいると思われるので、なんとも言えない。
各所に、再帰反射が施されていて、夜間の安全性は高いだろう。ロードバイクに乗り始めた頃、反射素材を使ったベルトを足首に巻いて走ったこともあったが、こんなちょっとした物でも、結構邪魔に感じた。極力身軽になるという意味でも、重宝する。
裾がトレンカふうに、足に引っ掛けるようになっているので、足首が露出することがない。ここが少しでも開いていたら、それはそれは一大事なのだ。
ただ、その引っ掛けて足の裏に当たる部分が薄いので、使い込むうちにほつれて破れてしまった、ということになりはしないかと懸念する。その他の部分は、全体に厚みがあって頑丈そうなだけに、もしそうなったら、テンション急降下間違いなしだ。
決して安い買い物ではない。しかし、これだけの機能が詰め込まれている。妥当ではないだろうか。
何よりも、「寒くても走りたい」という気持ちが高まってくる。
そうそう、お金は、幸せが何倍にも膨らんで返ってくることに使った方が良い。そこを基準にしさえすれば、間違いないだろう。