僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

ジャンボフェリーの夜行便は多少の覚悟を要します

今なら高速道路だって新幹線だってある。大阪から小豆島へ行くのに、随分と便利になったことは否定しないが、それでも充分半日は見ておかないといけない。

 

そんな時、ジャンボフェリーの夜行便は重宝する。寝ている間に着くのは、時間的無駄を省きたいという考えと、しっかり合致するのだ。しかも、どこかで一泊することを思えばメチャクチャ安い。しかしながら、良いことばかりでもないのだ。ちょっと問題点も挙げておこう。

 

 

三宮から徒歩圏内

その夜行便だが、神戸三宮フェリーターミナルを夜中の1時発、高松を経由して小豆島坂手に7時過ぎ着という具合になっている。

 

 料金は、大人一人が繁忙期で¥2,600ほど。普通車なら¥7,000弱。料金もダイヤも、時期によって多少の変動がある。燃油サーチャージが付くこともあるので、その都度確認することをお勧めする。

 

フェリーターミナルまでは、鉄道各線の三宮駅から歩いて行ける。20分ほどなので、荷物が重くなければ苦ではないだろう。でも、遅い時間は、特に女性はバスを使った方が安心できる。海が近づくと人通りは少ない。

 

 

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週末は要注意

「安い」というところにも起因するが、特に週末は混んでいる。

 

昨年10月の3連休が始まる前夜。かなり余裕を持って行ったつもりだったが、出港1時間以上前から、待合ロビーをグルっと人の輪が取り巻いていた。

 

 

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以前にも書いたが、ジャンボフェリーの「りつりん2」「こんぴら2」の両船、車の積載能力に対して、客室の広さ、客席数が不足している。

 

客室の床に譲り合って雑魚寝なら、まだ仕方ない。でも、通路にまで溢れてしまうのはどうだろう。それを見越してゴザを用意してあるところが、親切なのか改善放棄なのか、よくわからない。

 

繁忙期と閑散期の差が大きいのだろうと想像できるが、根深い問題だと思う。

 

乗客の年齢層は、かなり若い。この辺にも、体力的にはあまり優しくないことが窺える。

 

 

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まだ寝たいのに起こされる

神戸から小豆島へ行くなら、はっきり言って高松はどうでもいい。だから、7時直前まで寝ていたい。でも起こされる。高松寄港の際に「起きなさい〜!」と音楽が鳴るのだ。

 

睡眠4時間ではさすがに辛い。高松停泊1時間と、高松→小豆島の1時間がプラス出来たら随分と楽なのに。やや朦朧とする頭とは裏腹に、いったん目が冴えてしまってはなかなか戻らない。

 

 

バスがなぁ…

徒歩で下船した場合の、小豆島オリーブバスとの連絡も何とかならないものか。早朝に降ろされて、バスは来ないお店も開いてない、では、観光地としては評価対象にもならない。

 

港至近の「ei CAFE」は通年営業ではないし、「大阪屋」もこんな時間はもちろんやってない。痛恨の失態。

 

 

話は戻ります

僕の場合は船が大好きだし、ホントは全然大した問題ではない。だから、少しだけ体力に余裕があって財布に余裕がない時なら、これからも迷わずジャンボフェリーを選択するだろう。

 

三宮からフェリーに連絡するバスが出ているが、夜行便連絡バスだけは乗り場が違うので、要注意。

 

昼の便は、阪神電車の「神戸三宮」東出口直結の、「ミント神戸」のバス乗り場から出ている。夜行便の時間にはそこが閉まってしまうので、三宮交差点の歩道橋の軒下にある停留所に変更となっている。市バスも含めて、周辺にはバス乗り場が多数配置されているのでややこしい。

 

バスの料金は¥210。タダではないです。悪しからず。

 

 

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▲昼間はミント神戸の6番のりばから

 

 

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▲JRからそごうへ向かう歩道橋の軒下へ降りると…

 

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▲駅前ロータリーの横に歩道へ降りる「出口」が…

 

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▲バス停発見!