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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

小豆島で、めちゃめちゃローカルな夏まつり 〜最高のロケーションに涙が出るぜ〜

いつもお盆に小豆島へ帰ると、これだけは外せない、楽しみなイベントがある。

 

それは南蒲野の「夏まつり。」

 

 

手作り感満載なのだ

 僕の地元は、小豆島の三都(みと)半島の蒲野(かまの)という所。小豆島は牛の形に例えられることが多いが、その前脚のふくらはぎくらいの位置だ。

 

想像に難くないと思うが、人口は極端に減っている。勿論、超高齢化。普段は子供の姿なんか目にしない。

 

里帰りするうちの家族のような人は居るし、夏は浜辺で釣りをしたりテントを張ったりする若者も居る。しかし、その程度だ。

 

そこで毎年、小さな露店を出して大勢で盛り上がる。会場は「道。」道路が付け替えられたので、今は廃道になった海辺のアスファルトの上だ。

 

灯台と船の灯りしかない真っ黒な海。潮の香り、風、月明かり。作ろうと思っても、そうはいかない。ここにしかないのだ。

 

焼きそば、フランクフルト、おでん、あとはビールとカラオケ。文化祭の模擬店みたいだが、これで十分美味しい。最新の通信カラオケなんかない。時代もののレーザーディスクがいっぱい積まれていて、その中から電器修理屋のおっちゃんが選んでくれる。

 

 

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繋がりを絶やしちゃイカンのだよ

たったビール一杯でろくに酔ってもいないのに、僕も一曲即興ステージで披露させてもらった。

 

周りに知っている人は、ほんの数人程度。親や祖父母の代に交流が深かった人たちでも、今は相手方もそのお孫さんの代。実際にここに住んでいないこともあって、お互いにほぼ面識はない。

 

毎年この会を切り盛りしてくれている会長さんは、「アンタのような人が田舎に帰ってきてくれる以上、やっぱり続けていかんとイカン」と言ってくれた。

 

めちゃめちゃ嬉しいじゃないか!

 

今は何の力にもなれていないが、もしこんな最高に感動的な場を途絶えさせたら、島に顔向けが出来んぞ!別に誰にも頼まれてないけど、何とかせんと…。

 

多分、日本中で小さな火が次々に消えている。消しちゃイカンのだよ。