僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

小豆島高校の応援練習レポート 〜地元の熱気をお伝えしましょう〜

甲子園が直前に迫って、小豆島は加熱してきました。

 

僕は、一般参加OKの応援練習に、大阪から駆けつけました。地元密着の田舎校らしく、地域の人たちはみんな「我が子が甲子園に出る」と思っていますね。それだけは間違いないです。

 

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本番ムードが高まっています

甲子園の開幕を一週間後に控えた、3月13日午後の小豆島高校体育館です。当たり前ですが、普段は高校生たちが飛び回っている場所のはずです。しかし、この日に限っては、地元のオッちゃんオバちゃんが主役でした。

 

日曜日なので、運動部所属の生徒たちは試合に出ていて留守だったりしたそうで、「若いな」と思えるのは応援団と吹奏楽部の人たちだけ。51歳の僕は、かなり若手の部類でした。

 

この春の、島を挙げての一大イベントになってきていることがはっきりと分かります。高松からでしょう、マスコミ各社も取材に来られていたようで、熱気タップリでした。

 

僕は、昨年秋の四国大会の初戦、徳島阿南での試合を経験しているので、応援の大体の雰囲気は掴めているつもりです。まぁ、とにかく大きな声で、はっきりした身振りで、恥ずかしがらずに応援リーダーの真似をすれば良いと、その点について確認できました。

 

しかし、本番は甲子園です。デカくて広いアルプス席は、てっぺんまで60段ほど。統率が取れるかどうかが決め手でしょう。

 

みんな知り合いみたいなもんです

なにしろ、在校生が200名ほどの過疎地の小規模校ですから、「大応援団」とは言っても、あくまでもOB・保護者中心の寄せ集めであることは否定できません。しかし、そんな心配はきっと無用です。知らない者同士でもすぐにまとまってしまうはずです。現に練習では、たまたま隣に座ったオッちゃんと、最後は肩を組んで校歌を歌ってました。島の団結力と熱い思いを見せつけてやりましょう。

 

出発直前まで数回にわたって練習があるようです。もっともっと完成度の高いものになるはずです。相手の釜石高校をビックリさせてやりましょう。

 

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ヘェ〜、知らんかった

野球の応援でよく耳にする、ブラスバンドの応援歌。曲名は知らなくても、お馴染みのものは歌えますよね。次々と何曲でも思い浮かぶはずです。

 

それらは大学の応援団にルーツを持つものが多くて、慶應、早稲田、東大あたりが王道ですね。

 

著作権の問題もあって、勝手に公に演奏してはマズイらしくて、そのあたりの準備も大変なようです。

 

そんな中で、「コンバットマーチ」は誰でもよく知っている曲のひとつでしょう。その「コンバットマーチ」の作曲者は、小豆島出身の元土庄町長、三木裕二郎さんとおっしゃる方だそうで、恥ずかしながら全く知りませんでした。

 

三木さんの出身校である土庄高校が友情応援を買って出てくれているようで、吹奏楽部も合同練習に余念がないようです。

 

www.sankei.com

 

 

オール小豆島で

いろんな人の思いが、集約しようとしていますね。 小豆島高校の甲子園出場が、人のつながりをどんどん大きなものにしていくことは、素晴らしいです。新しい歴史が刻まれようとしている時の、胎動というか、大きなエネルギーを感じています。