夏に安心して海に行ける国
夏休みが近づいてきたので、特に子供たちは楽しみにしているはずです。
夏休みといえば海水浴!のはずが…
大阪周辺で海水浴場と言えば、須磨か二色の浜、ちょっと遠くて白浜くらいでしょうね。
それら海水浴場を訪れる人の数が、この30年ほどの間に半減しているらしいのです。海の家をされているとか、お土産屋さんであるとか、直接関わっておられる方にとっては、死活問題ですよね。
そんなに減ってしまった原因はいろいろあります。
- どうせ行くなら南の島
- 特に若者の間で、車離れが進んでいて、海には出かけにくい
- 焼きたくない
などの理由でしょうか…。
制約の中で遊ぶから楽しいんだぜ
でも、もっと深刻な事も起きているようです。それは、
モラル、倫理観の欠如。
そう言えば、何年ほど前からでしょうか?二色の浜公園では、夜間立ち入り禁止の措置を取っておられるはずです。
夜中に、結構大きな音のする花火を打ち上げてみたり、大騒ぎで酒盛りをしてみたり、その挙句朝にはあたり一面ゴミだらけ、というような、特に近所の方には到底受け入れられない事態に発展しているそうです。
3年ほど前には、口にするのも悍ましい卑劣な犯罪が、あろうことか「犯人は警官でした」というオマケまでつけて、発生してしまいました。
ちょっとお行儀がよろしくないです、という域をはるかに超えた惨状に、特に家族連れがソッポを向き始めた、というのが本当のところのようです。
自分たちの成り立ちを振り返る夏にしたい
どうしたんでしょうね、日本人?
なんか質がものすごく下がってきているような気がしてなりません。
ちょうど、国として、個人として、どういう将来を望むのかが問われている時でもあります。声高に叫ぶばかりでなく、しっかり考える夏にしてみる良い機会が訪れているのかも知れません。