僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

自転車は思いのほか遅い、そして疲れる

いいお天気が続いていますね。先週の日曜日も、ホントに最高のお天気でした。この最高の日の夜明けを、小豆島で迎えるはずだったのに…。

 
前日の土曜の夜に自転車で自宅を出て、神戸から深夜のジャンボフェリーに乗船、高松経由で小豆島入りした後は、たった半日ほどですが走り回るぞー、っと思ってました。
 
この計画に微塵のスキも見出せないところが、初心者たる所以。怖いもの知らず状態です。
 
改めて確認しますと、僕はロードバイク超初心者。ほとんど部屋で眺めてご満悦、だけのオッチャンです。
 
街で見かけるロードバイクが軽快に走り抜ける光景が、自分の姿に何もしないうちからすでに完全に一致していると信じて疑いありません、でした…。
 
結論から申しますと、遅刻しました。
 
嫁さんのせいにする気はありませんが、勝手に個人的に遊びに行く時は、いわゆる「根回し」と「機嫌取り」は必須項目です。家にはまだ小さい子がいるので、ほぼ一人でその世話を毎日こなしている嫁さんは、土曜の夜くらい「当然ダンナは手伝う」、と無条件に思っています。それを振り払って出て行く勇気を、今の僕は持ち合わせません。
 
ギリギリまで遅らせて出発しましたが、夜中だしスイスイ行けるはず、とまだ余裕がありました。でも、一瞬で「これは遅い」と気付きました。

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当たり前ですが、信号は守らないといけません。これが結構時間を食います。それから、これも当たり前ですが、道路は車中心で設計されています。歩行者優先は建前です。従って、仮に危険を感じる場面に出くわせば、自らそれを回避して遠回りする方法を取らざるを得ません。

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車で神戸へ行くなら、1時間くらい見ておけば十分だと思います。その3倍あればいいだろうと思っていましたが、実際には、甲子園まで2時間くらいかかりました。20キロほどです。僕はハーフマラソンを2時間そこそこで走りますが、ほぼ同じペースです。激遅!驚愕の事実です。

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階段があったり、こんな細いとこ走れるかい!と思えるような道だったり。

経験しないと分からないことは、やっぱりたくさん有るのですね。経験できたことが、今回の収穫です。疲労度が、予想以上に激しかったことも、気を引き締めるキッカケになるはずです。

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今回得た、重い重い教訓。
  1. 時間には十分な余裕を持って
  2. コースの選定は、幹線道路にこだわらない。
  3. 無理をせず、時に引き返す勇気も必要
  4. 基礎体力の維持に、普段からトレーニング

しんどかったし、結局小豆島には行けないし、滅茶苦茶な週末でしたが、ロードバイクやっぱり楽しそう、部屋に飾ってる場合じゃない、という思いを強くしました。