僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

GODZILLA(ゴジラ)は自転車ロックの最高峰

 

ロードバイクに乗り始めて、楽しいのは当たり前だが、懸念材料もある。その最たるものは、「盗難」である。

 

自宅では、もちろん室内保管だ。マンション1階の駐輪場に、ポンっと置いておく勇気はない。部外者侵入し放題の完全パブリックゆえ、尚更だ。

 

しかし、部屋の中で眺めてばかり、という訳にもいかない。外へ出るなら、鍵は必需品だろう。

 

 

ドリルガード付ロック SGM-201 〝GODZILLAゴジラ)〟を買ってみた

 

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高価なロードバイクを外に停める時は、2重ロックが基本だ。以前から、U字ロックの「パルミー」は持っていた。安い割に信頼感が高く、そのまま続けて使わない手はない。

 

 

PALMY(パルミー) アルミシャックルロック P-ES-101AL/Φ15mm ブラック

PALMY(パルミー) アルミシャックルロック P-ES-101AL/Φ15mm ブラック

 

 

 

 

それにプラスして買うことにしたのが、「GODZILLAゴジラ)」である。

 

 

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パルミーをリアホイールとシートステーにかけて固定する。そして、ゴジラをフロントホイールとダウンチューブにかけて、歩道の柵などと地球ロックする。これが今のところの僕のお決まり。

 

ショップに行くと必ず目にする、ドイツの「ABUS」が第一選択のつもりだったが、ABUSはグレードによってセキュリティーレベルが細かく設定されていて、より強固なものを選ぶと、もちろんそれなりに高い。

 

ゴジラが安いわけではないが、「こっちでもいいか…」と思える点がいくつかあった。

 

 

  1. スペアキー直送システム

ダイヤルで番号を合わせて開けるタイプは、どうも苦手だ。理由は、番号を忘れるから。でも、それなら鍵を失くしてしまうかも、という心配が付きまとう。その点、このシステムはありがたい。タダなわけはないが、保険としてあると安心。

 

    2.  ドリルガード付き

キーを挿すあたりを強引にドリルで破壊しようとしても、空回りするようになっているらしいが、残念ながら見ただけでは分からない。分かる人には分かるのだろう。

 

    3.  のこぎりでは切れない

チェーン部分をのこぎりで切ろうとしても、スチールのカバーがクルクル回転するので切れない構造になっている。のこぎりではなく、バチっと挟んで切ってしまうものに対しては、たぶん無力。

 

    4.  盗難お見舞金付き

こんな目に逢いたくないのは、もちろん。

 

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 身も蓋もないけど、所詮は「ただの鍵」

どれだけ立派な鍵を使っても、プロの手に掛かればひとたまりもないだろう。それくらいの覚悟は持つべきだ。

 

だから、ロックしているとはいえ、長時間目を離すことはしない。多少の抑止効果を期待するに過ぎないのだ。とても目立つ赤い色などは、それを高めてくれる要素の一つだろう。

 

そんなことに、これほどのコストを要することを嘆いてばかりいては、自転車ライフを楽しむことはできない。悲しい現実だが、ここは受け入れて、自衛策を練る方が賢明だ。

 

赤い鍵をたすき掛けして、「狙うなよ!」ってオーラを出すのも、一つの方法だろう。「意識高い系」を自演するのだ。

 

 

斉工舎(SAIKO) GODZILLA S.L.LOCK20 SGM-201 278105301

斉工舎(SAIKO) GODZILLA S.L.LOCK20 SGM-201 278105301

 

 

 

そんな時…

ちょっと嫌なニュースが飛び込んできた。

 

 

n-seikei.jp

 

 

発売元の「斉工舎」という会社がなくなってしまったらしい。パッケージに書かれた保証は、継続されるのだろうか?

 

「所詮はただの鍵」だけじゃなく、「所詮は消耗品」ってことか?

 

 

指針とすべきは「好きなんだから仕方ない」

つくづく思うが、何かをやろうとすると、こうして面倒臭いことが起きるのだ。楽しみたいだけなのに、「盗られるかも?」なんて、全く余計なことだ。

 

まあ、自分が試されているに過ぎないので、いい機会ではある。

 

それでもやりたいか?もう嫌になってしまうか?自分で感じればいいだけのことだ。