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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

「木桶職人復活プロジェクト」を支えるのは強い〝思い〟だけ 〜ヤマロク醤油の山本社長に敬意〜

「木桶職人復活プロジェクト」と聞いても、ほとんどの方は何のことかも分からないだろう。

 

でも、これはしっかりと伝えなければいけないと思う。 聞けば聞くほど壮大なドラマが、静かに、でも確実に小豆島で動き始めていることに、心を動かされる方は、多いはずだ。僕もその一人である。

 

 僕が拙い文章で説明するよりも、ヤマロク醤油のHPで、社長さんの熱い思いを感じてもらいたい。

 

 

小豆島 ヤマロク醤油ホームページ

 

 

 「木桶職人復活プロジェクト」の現場へお邪魔しました

FBのお友達、坂口直人さんが、このプロジェクトのメンバーだ。「木桶作りの現場を見学に来て下さい」と投稿されていたので、一気に気持ちが傾いた。ちょうど先日小豆島へ行った時に、バスの乗り継ぎが悪いしどうしようかと思っていたところだ。

 

ヤマロク醤油は、安田から歩いても15分ほど。山側に入った、穏やかな所だ。

 

着くと、大きな木桶の〝モニュメント〟が出迎えてくれる。

 

 

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若い社員の「サカクラ」さんが、僕を見つけて丁寧に案内してくれた。

 

小豆島には、もともと〝お接待〟の精神が根付いているはずだが、これもそういったところの表れか?

 

 裏へ回ると、賑やかに作業が行われていた。

 

将来の発酵醸造文化の存続に危機感を持って、一念発起された社長さんに賛同されたのが、当初は地元の大工さんであるお二人だけ。合計3人で始まったものが、今や全国に響きわたって、同志を呼び寄せる結果となった。

 

醤油屋さんだけでなく、伝統の食を守るという思いを共有する、多方面の方々の活気が、そこに居るだけで感じられて、心地よい。

 

 

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その心意気が申し分ないものであることは当然だが、それにプラスして広報活動も大変お上手で、それは、マスコミにも十分知れ渡っているようだ。

 

今年は新桶を5本組み上げる計画だそうで、その作業が行われる一週間には、NHKを始め、なんとイギリスBBCのクルーまでやってきたというから驚いた。

 

どうもキッコーマンが関心を寄せているらしい、というのも耳にして、本物を求める声が、今はまだ少ないけれど着実に広まっているのが感じられる。

 

 

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▲醤油ではなくコーヒーまでいただきました

 

 

またひとつ小豆島から発信しましょう

全国に3千から4千本くらいが残っていると言われる木桶のうち、約千本が小豆島で使われているというのは、それだけで特筆ものだが、これからはその木桶の産地としても名を馳せる可能性を持っている。

 

坂口さんの言葉に、「やりがいは感じています」というのがあって、印象的だった。そりゃあ、そうだろう。未来につながる壮大な計画を担っているのだから、心踊らない訳がない。

 

また、「繋がりがええよなぁ」ともおっしゃっていた。一人や二人ではどうしようもなかったかも知れない。けれど、思いは伝わるのだ。熱ければ熱いほど、伝わるのだ。

 

小豆島を舞台に、大きく動き始めた歴史の行く末に、大注目必至である。まだ道半ばと仰るだろうが、ここまでの功績に、最大限の感謝と敬意を表したい気持ちでいっぱいなのである。

 

 なお、工場内の見学は随時受け付けてくれるそうなので、時間があればフラッと立ち寄ることをお勧めする。

 

 

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