完成直後の「小豆島サイクルステーション」に行ってきた 〜居ごこち良過ぎて根が生えても知りません〜
近年、サイクリストが小豆島に大挙して押し寄せるようになっている。島に関わりのある人は、皆それを肌で感じていることと思う。
国際的観光地へのステップのきっかけに
そんなサイクリストの一人である僕が思うに、まだまだ、訪れる人たちの受け入れ態勢が整っているとは言い難い。始まったばかり、という印象だ。
特別に豪華な施設が必要なわけではない。休憩ができて、着替えができて、軽く食事ができて、ごく簡単な整備ができて、ついでに情報を入手出来たりすれば文句は無かろう。しかし、意外にそういった場所はなかった。
両備グループが旗振り役になって展開しておられる、「小豆島サイクルアイランド構想」の中核施設として、土庄港のオーキドホテルに「小豆島サイクルステーション」が完成した。
ホテルの一部を改装して作られたスペースは、出来たばかりということもあって「ピカピカ。」そこに、サイクリストの必要とするものが、パッと思いつく範囲のものなら何でもあると言ってよい。
休憩して、空気を入れて、トイレに行って、なんならお風呂にも入る。不足は全くない。
やっぱりハードだけではダメ
島の中にはサイクリスト向けのエイドステーションが少ない。お風呂完備となると、ハードルが一気に高くなるが、とりあえず、空気入れがあって休憩できる椅子があればいいのだ。加えて、もっと大切なのはおもてなしのココロである。お遍路さんへのお接待文化が残る小豆島には、ソフトの面でも期待できるポテンシャルが備わっているはずである。
ここの壁に掛かっているエイドステーションを示す地図に、白い点がたくさん増えるよう望む。その先鞭をつける施設の誕生を心から喜びたいし、もちろん応援もしたい。
そして、もっと突っ込んだことを言わせてもらえるなら、三都にそのエイドステーションの一つを作ってみたい。僕は、そう思っているのだ。