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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

内澤旬子さん是非お会いしたく存じます 〜「漂うままに島に着き」の漂い具合が痛快〜

秋に小豆島池田のカフェ「タコのまくら」に伺った時に、置いてあった本を何気なく手に取った。

 

パラパラとページをめくるだけで、どんどんとその世界に引きずり込まれていくのが分かった。これは是非紹介しなくてはならない。

 

 

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新しく出会えました

店主〝山ちゃん〟に「これ誰ですか?」って尋ねると、「ああ内澤さんね。東京の方ですよ」との返事。

 

小豆島に移住者が多いことくらい充分知っている。でも、こんなにしっかりとメディアに露出されていて発信力が強烈な方を、この瞬間までお名前さえも全く知らなかったことに、ちょっと自分としても驚いた。

 

山ちゃんは、「僕も、ちょっとこの中に出てるんです」なんて言っている。よく知っている人のことが、本になって書いてあるなんて、変な感じ。こうして、著者の内澤さんと繋がることができたことに、感謝。

 

 

移住大作戦の教科書

内澤さんが、東京から小豆島へ移住される際の顛末が細かく書かれていて、これは面白い。

 

小豆島をよく知る人間にとっては、馴染み深いので読みやすいのは当然だろう。しかし、その辺を割り引いても、偉そうな言い方になるが流石に作家さんの文章だ。単純に面白い。しかもフランクでさらに読みやすい。

 

移住者の方それぞれに、百人百様のドラマがあろう。もっと大変な思いをされて、中には残念ながら、移住そのものを断念された方も多いはずだ。

 

どっちが面白いとか面白くないとか、そんな問題ではなく、とても参考になると思う。

 

ある意味、都会で暮らすか地方で暮らすかなんて、どうでもよくて、どう暮すか、どんな生き様を表現しながら人生を進むのか?といった壮大なテーマを抱えることを、もしかしたら我々は課されているのかも知れない、といったようなことを感じた。

 

これからの時代は、それくらい多様であることを許されているし、そうあるべきだと僕は思っているが、如何だろうか?

 

 

ハードルの高さは自分が決めている

僕の場合は、三都に誰も住んでいない家があるし、それだけでも移住のハードルはグッと低い。 

 

そうそう、出来るか出来ないかは、自分が決めているに過ぎない。実は壁なんか無いのに、高々とそびえるように思えるのは、自分が勝手にそう感じているだけ。

 

なにも移住の話だけに留まらない。心の底から「出来る」と思えることは、出来るのだ。信じる心の底力を侮ってはならない。

 

新年の決意を大きく後押ししてくれるであろう、こういった本は何度も読み返してみたい。そして、このフットワークの軽さと芯の揺るぎなさが、知らぬ間に僕に移植される結果になれば、なお嬉しい。

 

 

 

漂うままに島に着き

漂うままに島に着き

 

 

 

捨てる女

捨てる女

 

 

 

身体のいいなり

身体のいいなり