僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

初輪行に挑戦したぞ 〜経験したから分かることいっぱい〜

自転車で小豆島へ行こうとするなら、神戸か姫路へ輪行するのが通常だろう。どちらも自力で行ってもいいが、特に姫路は僕の力量では現実的ではないかな?

 

 

やっと念願叶う

自転車で小豆島へ乗り入れるのが、こんなにも遅くなってしまうとは思わなかった。ロードバイクを買ってから、1年半以上経ってしまっている。

 

今回、「さぬきセンチュリーライド小豆島大会」にエントリーして、半ば強制的にスケジュールに組み込んだ。行かなかきゃならんのだ。

 

神戸からのジャンボフェリーは便数が限られる。個人的な日程上、「姫路から福田へ上陸」を選択。必然的に電車で輪行することを決断。でもやったことなし。大丈夫か?

 

 

入念に練習…、できません

しかし、輪行袋を買ったのは「当日。」この付け焼刃的綱渡り感が、どうも僕の人生には常に付きまとう。いや、付きまとわれているわけでは無い。自分が引き寄せている。どうにかせぃ!

 

ロードバイクを買った、国分町のトモダサイクルへ行って、「オーストリッチ」というメーカーの輪行袋を購入。ここの店員さんは、皆親切で何でも教えてくれるので、僕のような初心者にはとても心強い。

 

荷造りのコツを教えてもらったし、YouTubeで何回も見たし、説明書も入っている。これ以上必要なモノなどあろうものか…。

 

 

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やってみなきゃあ、分からない

それでも、やっぱり躓いてしまう。普通にサラッと書いてあることが、理解できない。試行錯誤を繰り返し、目標20分でスタートした作業が、1時間近くも掛かってしまった。

 

急がないと、今日中に着かないではないか!

 

やっとの思いで準備して、最寄り駅まで歩き始めたが、あまりの重さにわずか100メートルで気持ちが萎えた。忘れ物に気付いたので、一旦戻ってリセットする。到着がかなり遅れてしまうことが決定。でも、やめる訳にはいかない。気合を入れ直す。

 

 

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迷惑千万

もちろん、自転車を電車に持ち込んでいる人を見たことはある。こんな大変なことを、皆んなよくやる気になるなぁ…。僕の正直な感想だ。

 

「重い」は自分が頑張れば良いだけだが、前後輪を外しているとはいえ、自転車は意外にかさ張る。ラッシュ時は絶対に無理。それ以前に、自動改札が通りにくいこと、この上ない。僕は身長180センチほどあるが、もっと小柄な人なら自転車に振り回される思いだろう。

 

 

重大事項発覚

それと、やはり余程上手に荷造りしないと、中でガチャガチャとなってしまって、フレームに傷が付くなんて事態を招く。残念ながら、僕も右のシートステーにたくさん傷を付けてしまったようだ。カバーをいっぱい付けて傷を防いでも良いが、荷物が多くなってしまうのは避けたい。

 

結局のところ、輪行はあくまでも最後の手段、極力やらない方が良い、という結論に今のところは至った。

 

 

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さらに愛着が湧いてきた

重くてしんどかったし、傷も付けてしまった。「もう嫌や!」となりそうなところだが、実はとても嬉しい。自分の自転車に、グッと近付けた感じ…。僕の中で、「ロードバイクワールド」が膨張した。

 

この世で一番大切なのが、行動と経験なのだ。なんで、買ってからろくに乗りもせずに眺めていたのか?マンションで出しにくい、時間がない。言い訳はいくらでも出来るんだ。でも、聞き飽きたぞ。

 

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