iPhone7は、やはり見送り決定 〜これ以上は期待薄?〜
心斎橋のApple Storeに出かけた。
噂の新型iPhone7の現物がないことは承知の上で、気分転換を兼ねて、「視察」といったところだ。スタッフの方に2、3質問もしてみよう。
買い替え秒読み、約半年前
僕が今使っているのは、iPhone5s。16GBの容量だ。正直なところ、何の不足もない。大満足だ。
しかし、SoftBankの通信料が高い。通話はあまりしないし、しても殆ど「家族割」だ。それでも、毎月¥7,500程になってしまう。馬鹿にならない。
「2年縛り」が解ける年明け早々に、SIMフリー端末に買い換えようというのが、既定路線だ。
激安SIMを使って、毎月半額の¥3,750にできたら、その差額は2年で¥90,000。3年なら¥135,000。元が取れた上に、充分おつりが帰ってくる。
便利なのはもう分かってる
そこで、iPhone7。素晴らしい。アップルが言う、「歴代最高のパフォーマンス」は本当だろう。
しかし、正直なところ、「いらない。」
機能が増えて進化したことで、便利さが増したのは分かる。でも、これまでのように、人々の暮らし振りまでもガラッと変えてしまうような革新性は感じられないし、それなら、伴う幸福感も今までの延長線上でしかないだろう。
僕はいったい何を求めているのだろう?
もっと若い頃は、特に用もないのにキタやミナミをうろついた。しかし、今はもうしない。そんなことでは、幸福感が満たされないのだ。それが分かってきた。歳をとっても、そういうのが好きな人はそれで良い。
過剰な快適さや心地よさを、求めさせられている。押し売りがやってきて、「追い返すのに疲れちゃったよ」という状態に、自ら進み出ている。
新製品が出たら、すぐに買って試してみる人を、マーケティング用語で「イノベイター」というらしいが、僕はもともとそんな人ではないし、Appleさんにお布施しなきゃあなんて、もちろん思ってはいない。
所有しているだけじゃなく、これを使いこなす先にある、幸福感にこそフォーカスしたい。
そんなわけでパスだけれど…
そうとはいえ、iPhone5sのバッテリーの弱り方が甚だしい。そして、やはり16GBでは非常に心細い。
Googleフォトに写真をアップロードして、退避させているが、アプリの容量が結構デカイ。もうギリギリだ。
依存はしていないつもりだが、こんな僕にとっても手放せないものになっているのは、否定のしようがない。
見た目は5sと同じだけれど、〝爆速〟と評判のiPhone SEが第一選択となりそうだ。ちょっと安いし、これで充分。スッポリと手に収まる。
これからも挑戦は続く
人間は本能的に変化を嫌うので、新しい体験をすることは、本来結構ストレスを伴う。だから、その体験が余りある幸福感を連れてきてくれないと、「割に合わない」ということになってしまう。「だから、新しいことには手を出しません」と言っている訳ではない。
これからも、大好きなことには、もちろん挑戦を貫き通す。ちゃんと吟味しないといけないところは、早まらない。いつまでも無鉄砲が許されはしないだろうし、さすがに、少しくらいは自己分析が出来るようになってきたつもりだ。