枕は、頸だけじゃなく顎も支えるもの
そういえば顎の調子がいい。
調子はいいが、全く何ともないこともない。
現段階での一つの結論
横向きで寝たときに、下顎が落ちてしまうのが、原因の一つではないだろうか? 右を下にして寝たのなら、顎は右耳の方向へ引かれるはずだ。左ならその逆。
疲れがたまっている時や、酒に酔っている時などは、咬筋がだらしなく緩んでいるはずなので、その度合いも大きなものになっているだろう。
それが持続的に、じわっと関節にストレスを与えるという、自分なりの結論に達した。
ふかふか枕
ホテルなんかに泊まると、大抵ふかふかの大きな枕だ。あれに横向きに寝たら、頭の部分だけが重さで沈むので、顔が半分くらい隠れた状態になる。あれが、結果として顎を支えることになるので、いいんじゃないか?
そのふかふかの程度によって、自分とは全く合わないということにもなるだろうから、選択は簡単ではないだろう。しかし、変なグッズに走ってしまうよりは、方向性としては正しそうに思う。
▲ 恥ずかしくて、外では使えません
▲ 「早まってはいけない!」とか言われそう
悩んでる人、多そう
顎関節症や歯ぎしりについて、詳しく書いているサイトを見つけた。
いつも行っている歯医者さんと、基本的に仰っていることは同じように思う。
歯ぎしりと咬み合わせ » 佐藤歯科 【長岡市駅前の歯科医院】
対症療法の限界
これを読むとよく分かるが、口の中のケアは、首のケアでもある。首は自律神経の働きや手足の動きにも大きく関与するので、顎が痛いからといって、顎だけを診ていればすぐに限界に突き当たる。
横のつながりも強く持って、人間の身体を、大きく引いた位置から俯瞰的に見る視点が欠かせないのだ。
だから、慢性的に何か問題を抱えているなら、違うところから見てみるのも、とても有効な手段だろう。
でも、そんなシステムにはなっていないので、多くの人は、やむなく残念な現状を受け入れているのが実態だ。
次々と動け
実は、人間の頭の中だって同じ。自分の立っている位置を、少し変えただけで、見え方が大きく変わることもある。動くと風が起きるので、新しいものが吹き込んでくる可能性も高まる。
今自分が目にする光景だけが、全てだと思っているとしたら、それはとても勿体ないと気付かなければならない。