「MAZDAブランドスペース大阪」に行ってきた 〜見て触ってもっと分かる〜
そのMAZDA車の魅力を発信するスポット、「MAZDAブランドスペース大阪」へ行ってきた。
そのレポートを書いてみる。
なんでこの場所?
JR大阪駅から歩いて10分と少し。賑わいを見せるグランフロント大阪からすぐだが、ちょっと遠いかな?という気は拭えない。
新梅田シティと言うよりも、「梅田スカイビル」と言った方がよく分かる。
大阪の方はご存知だろう、近年このスカイビルは、その奇抜なデザインと、屋上展望台「空中庭園」の素晴らしさが評判を呼んで、特に外国人観光客に大人気だ。
しかし、基本的にはオフィスビルであって、商業スペースではない。従って、いつも人で溢れているという感はなく、平日など、むしろ閑散としていると言っても良いくらいだ。
このショールーム、何故もっと繁華街に作らなかったのだろう?今のMAZDAなら、多少強気くらいでも大丈夫だと思うが…。
ずっと座っていたい
場所はともかく、中に入ってみての雰囲気は、とても良い。
失礼ながら、街のマツダディーラーで、「ここお洒落な感じやなぁ」なんて思ったことは皆無だ。どこも、なんかの事務所の延長みたいな感じ。
それに対してここは、高級ホテルのロビーと言っても良いのでは?もちろんレクサスやベンツにも引けを取らない。
受付の男性に、写真を撮っても良いか確認してから、店内を歩き回った。
混雑していないというのは、入りにくい点で困るが、入ってしまえば存分に楽しめるので、好都合。椅子に腰掛けて、展示車両を眺めているだけでも、時間が過ぎてしまいそうだ。
この日は、グレーのアクセラと、赤のロードスターが仲良く並べてあった。
実物を見ないと分からない
僕は専門家じゃないが、マツダはおそらく、国産車メーカーで一番デザインに力を入れている。ここは良いけど、こっちはアカンなぁという、破綻したところがない。突飛ではないのに、グッと目を引く。カッコイイのだ。
しかし、ロードスターに限って言えば、あまり好きじゃない。
…と、思っていた。
でも実際に、そして間近で見てみると、カタログの写真では見られない角度からも見ることが出来る。すると、その奥行き感、全体のボリューム感、細かいボディのうねりや、機械的な感触まで、全部分かる。
つまり、机上の空論ではダメなのだ。
行動を伴った経験を重ねよ
僕は本好きで、かつ、これから、自分に大変革を起こしたいと思っている人間だ。だから、自己啓発書や人生訓的な本を好んで読む。
それが悪いとは思わない。でも、それだけではダメだ。
なぜなら、本を読んでいるだけなら、全くのノーリスクだから。気分だけは盛り上がって、何でも出来そうに思えるが、実はまだ一歩も前へは進んでいない。
アイデアは行動を伴って、初めてアイデアとしての価値を持つ。思い付いただけでは、まだ存在しないも同然である。
せっかく男として生まれてきた。何かを成し遂げないでどうする。
写真だけ見て、「ロードスターは嫌い」って、何処かで言わなくてよかった。
分かる人はきっと、ほくそ笑んで半ば馬鹿にしている。「経験もしないうちから何が分かる?」と…。