僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

ストリンガーへの道を前に、足踏み中 〜好きならどんどん首を突っ込め〜

何になれますか?

52歳になった今からでも、何にでもなれるって信じているんですけど、なにか問題あります?

 

 

いわゆる「門前払い」

大阪では、結構名前の通ったテニス用品専門店のひとつ。そこのサイトに「アルバイト募集」というのが出ていたので、電話してみました。

 

ストリンガーをやってみたいのです。大好きなテニスに関わっていきたいのですが、プレーヤーとしてはヘナチョコだし、コーチなんか出来るわけない。だから審判資格を取ったりしているわけですが、もっといろんな方向から絡んでいけた方がいいでしょう。

 

週末プラス、どこかの平日の1日の午後くらいなら、奥さんに無理を聞いてもらって働けます。

 

電話には店長らしき男性が出てくれました。多分僕より年下です。

 

普通に調子よく話が始まりましたが、僕の方から年齢を正直に言った ところで、明らかに相手の声のトーンが変わりました。

 

「あぁ、そうですか…」

 

何を理由に断ろうかと、頭の中で思案しているのがよく分かります。「週末だけでもOK」と書いてあるのに、「平日も働ける学生さんとかを探しているんですよねぇ…」なんて急に言い出しました。

 

困らせてやろうなんて勿論思ってないので、そこは引き下がりました。面接さえも受けさせてもらえない、いわゆる「門前払い」に終わりました。

 

 

f:id:molineblog:20160718184613j:image

 

 

シニアパワーを見過ごせなくなるよ

日本地図を書いたことで知られる伊能忠敬が全国を測量する旅に出たのは、彼が55歳の時です。江戸時代の話ですから、もうこの時点で当時の平均寿命を超えているかも…。かなりの高齢者と言えます。
 
その数年前に、暦や測量を習い始めていますが、その師匠は自分の息子ほどの年齢の若者でした。
 
素晴らしいじゃないですか!
 
こんな、挑戦し続ける爺ちゃんになってみたいなぁ〜。
 
それでなくとも、ますます日本は年齢構成が年寄り側に傾いてきますから、いわゆる「モスジーバー」は当たり前になってくる筈です。
 
特にテニスなんて、老若男女どんな人も対象になるスポーツなのに、僕のような「やる気あるおっさん」を取り込まないのは、業界にとっても大損失だぜ!
 
ここで、ちょっと強がりもぶっ放しておきます。
 
 

初志貫徹

それでも日が経つと、押しが弱くなってそのまま萎えてしまうことになりがちです。良くない良くない…。

 

テニスの試合会場に足を運ぶと、ストリンギングのブースが設けられているのを見ることがありますが、「あんなのそこのメーカー(ゴーセンとかヨネックス)の社員にならなきゃ無理じゃん」って勝手に決めて諦めた、ってことがこれまでの人生にどれ程たくさんあったことか…。

 

もういい加減そういうのは飽きました。出来る方法を考え尽くさないとね。「出来ない」の選択肢を棄てないとね。