僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

斎藤一人さんの新著「お金の真理」 〜〝自分だって豊かになれる〟って思えるよ〜

自分自身の「お金との関わり方」を見つめ直さないといけない、と思わせてくれる本。

 

日本一納税額が多いことで知られる、斎藤一人さんの本です。

 

こういう方のマインドの片鱗を知ることが、確実にその境地へ近付く第一歩になる筈です。

 

 

お金の先にある豊かさはお金だけでは得られない

この手のお金に関する本は、ゴマンとあります。

 

その中でも、ココロに響くものとそうでないものがあるのは何故でしょう?

 

それに対する僕なりの結論は、大抵の人は〝お金のある状態〟だけを望んでいるのではない、ということです。つまり、同時に心が満たされないと、真の意味での豊かさを感じるようにはならないのです。

 

お金を得るテクニックを駆使して、仮にそこそこの額を得られたとしましょう。しかし、「知恵と忍耐」がなければ、その状態を維持することは難しいだろうと、この本では言っています。こうしたら稼げますとか、こんなふうに運用しましょうとか、そんなことをいう本ではなく、人生全般における心構えや、ココロのあり方によって、豊かさを引き寄せましょう、という人生訓ともいうべき教えが満載されています。

 

 

器量を増やせ

自分自身のことを振り返ってみるとよく分かります。つまり、ストレートに預金残高のことだけを見てみましょう。

 

僕の場合、この何年も預金通帳には似たような数字ばかりが並んでいます。収入が大きく変動しないのだから当たり前かも知れませんが、しかし、たまに臨時の出費がかさむことはあります。それでも又しばらくすると、そこそこの水準まで持ち直して落ち着いてしまうです。ということは、それくらいのレベルが自分にとって一番しっくりくるゾーンであると言えます。

 

だから、もし今宝くじで高額当選を果たしても、どんどん使ってしまうだけで、すぐ「お金ないなぁ」状態に吸い寄せられてしまうでしょう。そこが現在の自分の「器量」なんです。

 

そこにフォーカスしないと、ずっと現状は変わりません。〝知恵と忍耐〟で魂を向上させましょう。在り方を高めるというヤツです。

 

 

徳を積んで必要以上に恐れなくてすむ

「 じゃあ、何を変えるかというと、言葉を変えるの。心は〝コロコロ〟と動くから、変えたつもりでもすぐに元に戻ってしまいます。だから、その度に言霊で「大丈夫だよ」とか「ついてる」と言って、常に心が不安のほうを向かないようにしないとダメなんです。」

 

一人さんは、ご自分のことを「宗教家ではない」と仰っていますが、こんなインパクトのある名言を次々発することができるのは何故でしょう?

 

偉業を成すアスリートが、神と繋がった人格者であるかのような印象を与えることは、よくあります。

 

それと同じで、修行を重ねて、誰もが立ち入ることができない所まで踏み入った時に、何かが降り注いでくるんでしょうか?

 

神は、私たちが成長することを望んでおられるそうで、打算ではなく、それに素直に従うことが豊かさへの近道であるのは、間違いなさそうです。

 

そうです。「幸せになりたい、豊かになりたい」とは、「成長したい」ってことなんです。

 

その領域へ辿り着きたい。その気持ちに偽りがないのかどうか、自分の心の奥深いところに問いかけながら、ブレない一歩を進め続けたいと思うのです。

 

 

未来が開けた気分

この本の帯には、「私の知る限り、お金に関することで、これ以上の話はないと思っています」とあります。

 

当然、「そうだ、そうだ」と感じることばかり書いてあります。年齢も50を超えてくると、世の中の真理みたいなものには、「根拠なんか有るかどうかわからないけれど、確かにそういうモンやねぇ…」と感じることが多くなってきます。

 

目の前の、たった一つの、すぐにでも実践できそうなことを今してみる。それを毎日繰り返してみる。

 

小さな一歩を踏み出す時の恐れを、フッと吹き飛ばしてくれそうな名著に出会えました。

 

 

  

 

お金の真理

お金の真理

 

 

 

 

絶対、よくなる!

絶対、よくなる!