おおみねのうどん屋さんは、知る人ぞ知る名店 〜小豆島のうどん屋さんめぐり〜
土庄港から、徒歩でほんの5分。
ならば人通りもあって賑やかなはず…。なんのなんの、辺りには人の気配さえあまり有りません。
「こんな場所に繁盛うどん屋さん、ってホンマかいな?」
実際行ってみるまでは、ちょっと信じてない部分もありました。
お客さんがひっきりなし
お店の前の駐車場に、車が絶えず出入りしています。そんなに大きなお店ではありませんが、この回転率は素晴らしい。さぞかし美味しいのでしょう。期待が膨らみます。
入ってみました
中はこざっぱりした印象で、好感が持てます。キレイです。
5〜6人が座れるテーブルが4つほどです。それだけです。
日曜日の昼食時ですから、一番混んでいる時間帯なのでしょう。半分以上の席は埋まっていました。
注文します
いわゆるセルフ方式です。カウンターの奥に厨房があって、そこの店員さんにオーダーすると、うどんをトレーに乗せてくれます。ネギや生姜などトッピングを追加して、更におにぎりや揚げ物もあります。最後にお会計して、テーブルでどうぞ、ってことになります。
今回僕は、「青唐辛子の麹うどん」をいただきました。「おすすめメニュー」として看板が立っていたのです。こういう時は、大抵それを選ぶようにしています。そのお店のイチオシですから、普通は美味しいに決まっています。
大当たりやわぁ
麹みその、最初甘くて後からピリッとくる感じが、この歯ごたえ十分のうどんにピッタリくるのです。
炊きたてご飯と漬け物、みたいな感じですね。絶品うどんとピリ辛お味噌。箸が進んでしょうがないぞ〜。美味しい!
なんでこんなに美味しいの?
店内の表示を見ると、とにかく地元産の原料に拘って厳選されていることが、よく伝わってきます。
香川には一級品ばかりズラッと並んでいる、ということはない筈です。でも、少しでも良いものを、という姿勢が自ずとこの美味しいうどんを生み出していると言えます。
出来たてホヤホヤ
敷地内に自社工場があって、そこで打ったばかりのうどんのようです。
そりゃあ、美味しいのも納得。
関西方面のスーパーにも出荷されているらしいし、通販だってあります。
「小豆島まで足を延ばすのはちょっと…」という方でも、そちらを試してみては如何でしょう?
今日も奮闘、女社長ガンバレ
お店を切り盛りされている、おおみねりえさんとは、1年前に小豆島での交流会でご一緒する機会がありました。
僕はそれまでお店のことは全然知らなかったですが、その場に同席した僕以外の人が皆んな、おおみねさんのことを聞いて「ああ、そうですか。いつもお世話になってます」と仰っていたのです。
「ヘェ〜、人気店やねんなぁ」と感じたことが、今回の「行ってみよう!」に繋がりました。
縁があるというのは、有難いことです。
僕の場合、知らない人たちの前で喋るのは、いまだに少し気が引けることではあります。でも、上手くいかなくても、どうせゼロ以下にはならないわけで、何かあるかも知れないことを、みすみすやり過ごしてしまうのは、勿体ない勿体ない…。
「飛び込め!ドーンと行け!」
おおみねさんも、従業員の方々に朝礼で仰っているかも知れません。