近鉄特急アーバンライナーに乗る理由
大阪と名古屋を行き来する場合、皆さんはどんな交通手段を選択しますか?
鉄道を使う場合は、ほぼ新幹線と近鉄特急の一騎打ち状態となります。
5月21日の名古屋での立花岳志さんのセミナーに参加するために、今回は近鉄特急を使いました。
その時の感想なんですが、やはり総合点では新幹線の圧勝です。揺るぎない強さです。
だから、敢えてここでは、近鉄特急が新幹線に劣っている点を列記してみました。「それでもやっぱり近鉄を使うぞ〜」って根強い声があることも、よく分かっているつもりです。
近鉄特急アーバンライナーのここがダメ
最近、新幹線に乗る機会があったので、僕の頭には今、余計に新幹線の快適性が刷り込まれています。
この記事では、「さくら」のことを絶賛しましたが、「のぞみ」の満足度が100%であることも事実です。
それに比べて、どうしても見劣りしてしまう近鉄特急の弱点とは…。
- シートがショボい
- コンセントがない
- テーブルが小さすぎ
- うるさい?
- 近鉄名古屋駅が分かりにくい
などを挙げてみました。
ビジネス客が多いはず
路線の性格上、ビジネス需要は多いと思われます。それなら、2と3は重視しないといけない点ではないですか?実際僕は、スマホの電池切れの憂き目に遭いました。バリバリ仕事をして、移動中も社会貢献して下さい、という姿勢なら、パソコンが置けないテーブルと併せて、要改善点だと思います。
じゃあ、寝てようか…
パソコン作業を諦めて、寝てようと決めたとしても、それはそれでまた…。
シートの背もたれから、ヘッドレストの部分の肉厚が足りないのか、どうも頭の落ち着きが悪いのです。薄いクッションみたいなのがあれば、違ったかも…。
それと、風切り音とかのノイズが気になりました。新幹線は、一枚ベールを通して音が入ってくるような感覚がします。ちょっと、その辺の対策が甘いように感じます。
名古屋に名鉄あり。近鉄は?
近鉄のくせに、名鉄百貨店の地下にホームがあります。JRと名鉄の表示ばかり目立って、近鉄ののりばに辿り着くのに、ウロウロしてしまいました。
総じて問題なし
決定的に、「2度と乗るかい!」と思わせるほどの欠点は全くなく、今回は快適に車窓の風景を楽しめました。でも、もうちょっとエレガントは演出も欲しいなぁ、というのは正直な感想です。特急料金¥1,900分だけは、いい思いをさせて下さい。
いいところも書いておかないとね…
新幹線との価格差 約¥2,500 は大きいですよね。時給何万円、って仕事をしている方以外にとって、魅力的価格設定でしょう。
大阪市南部以南の方にとっては、新大阪が遠い。その心理的な壁を少し低くはしてくれます。
あと、もうひとつ。写真を撮り忘れてしまいましたが、運転席の後ろがガラス張りで、電車の前方が全部見えます。パノラマカー仕様ですね。電車少年の血が騒ぐ方は、こちらで決定。