僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

松岡修造さんは、「自分の仕事は、人を応援すること」とおっしゃっています

「ガンバレー」は自分に発せられる言葉

 
応援とは、確かにその応援する対象を鼓舞し、力付けるものであることに間違いありません。しかし、ここで忘れてはいけないのは、自分自身が応援されることに値する人間であることが、前提として必要だということです。
 
 
スポーツなどではよく言われます。相手に敬意を表することが大切、と…。
 
相手に敬意を表すると同時に、自分は相手にとって敬意の対象でなくてはならないということになります。
 
つまり、応援は「自分磨き」と同義。自分の成長を加速するエンジン足り得る訳です。
 
 

応援することの大切さ

3月の選抜高校野球大会において、小豆島高校応援団が最優秀応援団賞を獲得しました。
 
試合当日は、僕もアルプス席の一員であったこともあって、とても感動しました。その感動を、応援団員の方たちにどうしても伝えたくて、応援団のFacebookページにコメントしたところ、丁寧に返答をいただいて、さらにまた感動してしまったのです。
 
小豆島高校には、数年前まで常設の応援団は無かったそうです。「生徒たちに応援すること、されることの大切さを感じて欲しくて応援團をつくりました」と書かれていました。
 
 自分を磨けて、強くなれて、絆を感じられる。周りの子供たちや、家族を応援しない手は、もはやありえません。
 
 

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家族の応援団長でありたい

こんな僕でも、子供たちにとっては「頼れるお父ちゃん」であると信じています。そんな僕が家族に対していつも心得ておきたいな、と思っていること。それは、「君には十分な存在価値がある」という思いを強く発信し続ける、ということ。
 
僕が子供たちよりも優れているところなんて、何一つないんじゃないだろうかと思えるほど、子供たちは素晴らしいですし、頑張っています(親バカ炸裂?)。それを、ただ歳を取っているからという理由だけで、抑え付けていい筈がありません。
 
大きく言えば、社会に対してもそういうスタンスで接する謙虚さこそ必要なのかも知れません。大きな力はないけれど、ファシリテーター(支援者)として、ともに進めば皆んなで大きなことも成し得るのではないだろうか。そんなことを考えるのです。