目新しくないのに、iPhone SEを使いたくなる理由
初スマホ
未だガラケーユーザーだったうちの奥さん。学校の保護者間の連絡なんかで、ファイルが重いと開かないとか、さすがに時代遅れ感が目立ってきました。バッテリーも、かなり弱ってきている様子。
「よし、行くぞ機種変!」
僕がiPhoneを使っているので、他のスマホにしてもらっては困ります。何しろうちの奥さん、ITなんて、何も分かりません。だから、いろいろ僕に質問してくる筈です。でも僕だって、それにちょっと毛が生えた程度の知識しかないです。ふたりで悩めば、その苦悩も半減するでしょう。
ソフトバンク昭和町に行きました。僕が使うiPhone 5sよりも大きくて、iPhone 6s plusよりは小さいの、という希望。もうこれは、iPhone 6sの一点買いしか無いではありませんか。前述のように、うちの奥さんは初心者なので、バンバン使い倒すというのも考えづらく、ストレージは16GBで十分。色は、人気の「ローズゴールド」が欠品中で、「ゴールド」を選択。ケースを付けたら、何色かなんてほぼ分からないので、あまりこだわりも無いようです。
あっという間に、「決定!」
高過ぎませんか?
Appleのホームベージにもあるように、iPhone 6s 16GB は¥86,800。ソフトバンクで契約すれば、機種変の場合で実質月¥1,000ほどの機種代金ですから、お得感はあります。しかし、通話基本料とネット代を足せば、上限5GB通信の場合で、ほぼ¥10,000。
毎月¥10,000はキツくないですか?情報そのものには価値がありますが、通信網は今やインフラですから、いつまでたっても高止まり、ではおかしいです。事業者が暴利を貪っている感があります。
確かに時代は違いますが、僕が初めて携帯電話を持った頃は、月¥2,000くらいだったように記憶します。携帯でメール出来るなんて、想像もできなかった頃ですけどね。
そこまでは言いませんが、月4〜5千円くらいに収まって欲しいです。自宅のWi-Fiに月¥5,000以上かかっていますから、それでもかなりの通信費です。
処理能力UPで最強マシンに生まれ変わりました
SIMフリーのiPhoneに格安SIMを入れて使った方が、絶対安いでしょう。家族間で通話が無料になるとか、色々特典もありますが、ラインとかメールとか駆使すればそれも乗り越えられるでしょう。そもそも電話をかけることは少ないので、定額かつ低額でネットできる方により重きを置いています。
この注目を集める新製品「SE」ですが、実は内容的には〝新製品〟とは言いにくいものであることがすぐ分かります。
つまり既存の技術・デザインを組み合わせることで、〝目新しくはないけれどちょっと安いiPhone〟を無理やり作り上げてきたわけです。
革新のスペックに斬新なデザインを被せて高付加価値を維持し、結果として高収益を達成してきたこれまでのAppleとは、明らかに方向が違っています。大丈夫でしょうか?
その点を鑑みても、次に「SE」を選んでみたくなる理由としては、やはり「安い」「小さい」ですかね。
iPhoneは、今や〝10万円の携帯パソコン〟です。しかし、僕はまだその思考領域には至っていません。〝メールもできる電話〟に10万円も出せません。そして、あの大きさ。片手に収まって、胸ポケットにもすっぽりの使い勝手は、捨て難いです。
知らず知らずに増えていく写真のためにも、ストレージに余裕を持たせて、処理能力は爆速のお墨付き。 64GBでも¥65,000ほどか…。妥当と言うか、理解できる線上にはあると思います。今から、お金貯めとこぉ〜と!