甲子園でタイガースが負けた時の帰り道、カッカしてる頭を冷やす方法
観客の6割は電車利用者だそうです
阪神電車甲子園駅は、甲子園球場の目の前。電車で駅に近づくと、車内から照明灯なんかがよく見えて、ワクワクしたものです。でも、駅前に大きな建物が増えたことや、阪神高速道路の高架橋が覆い被さるようにあることで、見えにくくなりました。
この駅の野球開催時の観客輸送の神業ぶりは、全国の鉄道事業者が参考にする優れものだそうで、視察が絶えないと聞きます。戦前から積み重ねられきたノウハウは、会社の宝物と言えますね。確かに乗客心理の点でも、他の大きなイベントへ出掛けた時とは、帰りの混雑に対する心構えが軽くて済みます。信頼感高いです。
見にくい写真で、ゴメンなさい。
それでも、タイガースが負けたナイター終わりでは、さすがにパンク寸前です。勝てば余韻を楽しんでゆっくり帰るファンが多いです。デーゲームなら、そんなに急いで帰る必要はないです。車の渋滞と同じで、ほんの少し時間差があるだけで、随分と変わるんですけどね…。
待つのがイヤなら歩け
そこで、僕は甲子園から一つ梅田よりの、「鳴尾」まで歩くことがよくあります。15分もあれば着きます。途中は、普段は静かな住宅街なので、あまり騒いだりはしないように注意しましょう。
普通電車だけが停まるローカル色の強い駅です。駅前に、コンビニと他のお店がほんの少しだけ…。駅名看板には、「鳴尾(武庫川女子大前)」とあります。そう、〝ムコ女〟の最寄駅なので、時間帯によってはかなり華やかな雰囲気にはなることでしょう。でも、それ以外は、エアーポケットに入ったみたいにのんびりしてます。
工事中ですよ
特に今は高架工事の最中なので、駅全体がフェンスに囲まれたようになっていて、さらに、寂しい感じが強くなっています。
野球に負けて、イライラしながら人ごみに揉まれて、もっとイライラして…。そんなことにならないためにも、ちょっと運動がてら歩いてみることをお勧めします。