高校野球100年の歴史に確かな一歩を 〜この感動を味わい尽くせ〜
去年の秋から、あっという間の日々でした。「小豆島」がこんなにもたくさん発信されたことは、未だかつて無かったでしょう。いよいよ本番が近づいてきました。
話が具体的になってきたよ
四国大会が終わった時には、ほぼ諦めていました。しかし、高松商業の神宮大会優勝で、もしや?という芽が出ました。その後は、確信に変わっていきました。
そして、今。ドキドキが止まりません。出場校リストに、確かに「小豆島高校」があります。こんなことが本当に起きてしまいました。
こうなったら、とことん行けー!
組み合わせ抽選前に、僕はなんとなく予感めいたものを感じていました。3月20日開幕なので、1日目か2日目を引けば、連休で物凄い大観衆が押し寄せるであろうこと。そして、開会式での選手宣誓を、樋本君が引き当てるのではないかということ。そうなれば、この大会は完全に小豆島の大会になります。
3月11日の昼休みに、携帯のニュースで確認しました。
しばらく感動で震えてしまいました。小豆島の大会です。他の出場校の皆さんに敬意を払うのは当然ですが、島の人たちにとっては、今年に限って「小豆島の甲子園」です。
対戦相手が、多くの苦難に今もなお立ち向かっておられる釜石高校に決まったことは、今後の交流という面においても、双方にとってとても有意義なものとなるでしょう。21世紀枠校同士の歴史的一戦の目撃者になれる幸運に、感謝しきれません。
覚めないで〜
ランニングしてると、時々不思議な感覚に遭遇することがあります。息が上がってハーハーしんどいのに、なぜか結構ハイペースで走れてしまう。「止まったら、ゼーゼーなってものすごくしんどいんじゃないか?」そう思うと、止まりたくない。でもそんなに長く走れるわけない…。明日は逆に調子がガタ落ちになるかも…。「このまま覚めないで〜」
今そんな感じです。どきどきワクワクで、とても楽しいです。なにしろ初めてのことですから、いろんな意味で疲れているかも知れません。でも覚めないで〜。
3塁側アルプス席が、あずき色のメガホンで埋め尽くされるのを思う時。スターティングラインアップがスコアボードに紹介されるシーンを思う時。なにしろ、それだけでもう僕は泣けてくるのです、この瞬間も…。
トリプル出場達成!
今年の大会の開会式で、君が代を独唱する大役を射止めたのは、なんと県立坂出高校の
三好さんという女生徒さんだそうです。
高松商業とあわせて、実に香川県からの3校同時出場。多分、後にも先にもこんな事ないんじゃないかと、ここでもまた感動しています。
すごいな、高校生。「おじさんも負けずに頑張るぞー」っと決意を新たにする春なのです。