眼科へ行ったら家族愛が深まります 〜子どもと力で競ってはダメ〜
どうも目が悪そうだ、というのは分かっていた。うちの上の子のことだ。
眼科を探そう
さすがにホテルに入っているクリニックなので、雰囲気は良い。落ち着いた感じで、申し分なし。平日の午後だったので、学校帰りの子供たちがいっぱいかも知れないと覚悟していたが、空振り。
ホームページからあらかじめ問診票をダウンロードして、記入して持って行くことができるのは便利。
早速まずは視力検査から。 端的に言うと、やっぱり眼鏡は免れない様子。なにしろ0.1しかない。かなり見にくかっただろう。ゴメン。親の忙しさにかまけて、ここまで我慢させてしまった。
眼鏡を処方してもらうために、レンズの調整ができるテスト用の眼鏡をかけて、しばらく様子を見てみることにした。これが合っていないと、気分が悪くなったりすることもあるらしい。
うちの子の場合、ものすごく見えるように矯正すると、そのギャップがかえって負担になるのとのこと…。矯正視力を0.7くらいにして、いったん外へ出てみた。
一瞬で変わった
その辺をウロウロしていたら、「あれも見える!これも見える!」というセリフが次々飛び出してきた。とても嬉しそうにしている。
わけもなくブスッとした表情をすることが多い子だと、時々こちらがイライラすることもあるが、ここにも原因があるのかも知れない。
ものすごく、反省…。
もっと子どもの笑顔が見たくなったので、「向こうにも行ってみよ」と誘ったが、この変な眼鏡はやっぱり恥ずかしいらしい。だから今日は一旦これで終了。
これまでごめんなさい
次は早いうちに眼鏡屋さんに行かないと…。今日の子どもの顔を見たら、今までの「面倒くさいなぁ」という気持ちは吹っ飛んだ。
子どもの用事は無意識に後回しにしていたかも知れない。力で押さえつけていたかも知れない。
僕こそ、しっかりココロに眼鏡をかけよう。家族の顔を一人ひとりしっかり見よう。
そんな思いを新たにする、今回の出来事になった。