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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

可能性は子供だけにある訳じゃない 〜出来ないという思い込み〜

我が子ながら、「こいつは凄い!」と思うことが増えてきました。親は、どこまでも支援者であるべきで、横から勝手にブレーキを踏んではいけません。分かってはいるんです…。

 

駅伝大会でエライことが起きた!

2月28日の大阪市学童保育の駅伝大会。場所は鶴見緑地公園です。小3女子のうちの子も、例年通り参加しました。彼女が出場した種目は、低学年駅伝の部。3年生までの子供たちが、5人ひと組のチームで争います。出場チーム数は30くらい。
 
全員が1周800メートルほどのコースを走り繋ぐこの競技で、うちの子の担当は2区。スタート前には、「結構緊張してるな」というのがよく分かる表情でした。
 
これに備えていっぱい練習してきたことは、もちろん僕も知っています。しかし、正直なところ、それほど期待しているわけでもありません。というのも、血統的にもそんなに速く走れるはずがないのです。
 
僕はスポーツは大好きですが、自分でするのは苦手です。鈍くさくて、小さい頃からたくさん恥ずかしい思いもしてきました。加えて、うちの奥さんはスーパーウンチ(超運動音痴)です。どう見繕っても、絶望的です。
 
親である私たち夫婦がすべきは、「出来ない」という先入観を持たせないこと。その一点に尽きます。
 
1区の子が2位で帰ってきました。僅差です。射程圏内です。
 
「行けー!離されるな!」
 
必死の形相で走りました。コースの脇で声を掛けても、よく聞こえていなかったかも知れません。それくらい懸命に走りました。
 
帰ってきた時には、1位に踊り出ていました。
 
息が乱れて苦しそうなのも構わず、思いっきりハグしました。頭をポンポン叩いているうちに、こっちが泣きそうになってしまいました。
 
区間賞の快走でした。30人中の1位です。まったく信じられません。快挙と言っていいです。この子は、どこにこんなパワーを秘めていたのでしょう?
 

子供だけが凄いんじゃない

よくよく考えてみると、まわりの大人が「出来ない」と一方的に思っているだけで、本人は前しか見ていません。
 
大人になる程、理性や経験の占めるウエイトが増します。「出来ない理由」は、いとも簡単に次々と挙がってきます。
 
〝出来ない〟んじゃないです。やらなかっただけ。後先考えず、取り敢えず手をつけてみる好奇心が薄れてきているだけ。ココロが硬くなっているだけ。
 
今の子供たちはとても恵まれていて、塾や英語とかの学習系+スイミングやサッカーなどの運動系の習い事をしている子が多いです。それらは内容的にも高レベルで、素晴らしいです。都会の子はひ弱な印象が強いですが、僕はそんな風には感じていません。
 
彼らには成長する喜びが溢れています。人間が本能的に持っているものを、激しくほとばしらせています。僕も含めて、大人たちが見習うべき姿がそこにはあります。
 
「やってみたい。上手くなりたい」
 
その気持ちの前に、大人か子供かは大した意味を持ちません。次の一歩を躊躇する姿を見せてしまっては、子供の将来を狭めてしまうかも知れないので、責任重大です。