僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

iPhoneはカーナビとしても超秀逸 〜大革新の陰で泣く人にならないために〜

車で旅行へ出る際に、iPhoneの充電を忘れたことがあった。フル充電で出掛けないと、その日1日なんとなく不安なのは、依存症か?どちらにしても、夜までは確実に保たない。仕方ないので、コンビニでチャージャーをGET。

 

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走行中、シガーライターに繋いでおけば、何時でも100%OK。これは、便利かつ安心。

 

そうや、バッテリー切れの心配がないなら使ってみたい物が…。

 

「カーナビ」

 

iPhoneをカーナビ代わりに使う

僕は昔人間なので、カーナビはドライブの楽しみの一部を削いでしまう、と、ずっと思っていた。

 

地図で下調べをする段階からドライブは始まっている。それでも途中で間違えてしまうかも知れない。いつ到着するのかも判然としない。そんなアナログなところは大歓迎だ。秒単位の正確さを望むなら、新幹線で移動すれば良い。

 

それが、事もあろう今になってなぜ「カーナビ」なのか?

 

こんな僕でも、時代に応じて変化しないといけない、ということか。今どきLPレコードなんて売ってないし、二槽式洗濯機の方がよく汚れが落ちる、と何人かが主張したところで、全自動の時代から逆戻りしてしまうなんてありえない。それと同じだ。

 

懐かしいけれど、あてもなく走っていつ帰ろうとも何の制約も受けない、ということが、もう流石にしにくくなってきた。ちゃんと正確に到着することが、迷いながらも新しい道を憶えることに優先される、そんな時代背景になったとも言える。

 

僕だって歳をとって、あまり暇ではなくなったのだろう。それでも、脳とココロに潤いを残すための、「ボーっと時間」の確保は死活問題なので譲れないが…。

 

僕が選んだアプリは、

  

Yahoo!カーナビ

Yahoo!カーナビ

  • Yahoo Japan Corp.
  • ナビゲーション
  • 無料

 

 有難いことに、無料。無料でも、カーナビとしての基本的機能は完璧に備えている。道を間違えたりはもちろんないし、到着予定時刻は正確。十分すぎる。

 

ひと昔前なら、地図を更新するためにCD-ROMを入れ替えたりしたが、ネット時代の今は不要。勝手にいつでも最新版になっている。

 

ただ、出発地点が携帯電波の圏外の場合は、その場でのルート検索はできない。電波が届く所まで移動してから再検索が必要。逆に、目的地が圏外の場合は何の問題もない。現在地はGPSを使って認識するようで、電波がなくても表示が消えるなどのトラブルとは無縁なので、信頼性も高い。

 

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僕はSoftBankユーザーなので、山間部では正直弱い。それでも、本気で困ったことは今までのところゼロ。実用に耐えている。

 

人気商品を検索してみた

 価格ドットコムで一番人気のカーナビを検索してみたら、パイオニアの¥74,500もする商品が引っかかった。AV機能をプラスしての値段なので単純比較はできないが、この価格差は厳しいだろう。

 

何のこだわりがあってこれほどまでに高価な物が必要なのか、僕にはちょっと理解できない。

 

多機能でなければ気が済まない、という方だけ従来のカーナビユーザーとして残っていただいて、他は全員「スマホ+アプリ」側への移動をお勧めしたい。

 

車に標準装備なんてしなくていいから、その分安くしろ!って声も当然上がっているだろう。理解できる。

 

家電メーカー困ってるやろなぁ

 

膨大な時間とお金をつぎ込んでも、こうして技術が汎用化してしまえば、確かに普及はするけれど、全く元が取れない人が出る。

 

どうやって稀少性を保ち続けるかは、もっとも熟考を要するところだろう。これは会社だけの話ではない。個人も同じだ。

 

今までにない体験を提供できることが、大前提となる。そうありたい。だから、その部分を疎かにせず、精進するのは当然のこと。さらに、同時に自らの強みの鮮度を守るための戦略を突き進める必要がある。これがないと車の片輪走行だ。努力を無駄にしかねない。