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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

21世紀枠の候補になって思うこと 〜小豆島高校にはもっと崇高なミッションがある〜

いよいよ近付いてきました、1月29日。今春の選抜高校野球2016の出場校を決める選考会が行われる日です。

 

もちろん注目はただ一点のみ

小豆島高校が21世紀枠で選出されるかどうか、大きな期待を持ってその一点に注目しています。

 

すでにご存知のように、最終候補校の9校には選ばれました。本大会に出場できるのは、そのうちの3校。

 

僕個人の予想ですが、選出の可能性はかなり高い、と踏んでいます。その決定を左右するであろう、プラス要素とマイナス要素は…。

 

プラスに働くであろう要素

  1. 秋季県大会優勝(高松商業に勝った)
  2. 離島の地理的ハンデ
  3. 過疎・少子化による部員不足
  4. 90年以上におよぶ野球部の歴史
  5. 地元地域との一体感
  6. 1年後の統合により、学校自体がなくなる予定

 

マイナスに働くであろう要素

  1. 四国大会初戦敗退
  2. 地域的偏り

 

 今一度検証します

まず、プラスの方です。戦績面での比較では、全候補校の中で群を抜いていると言えます。特に、神宮大会で優勝した高松商業に、秋以降唯一の黒星を付けた、というのは印象が強いです。それと、離島であることや部員が少ないこと、あとは何と言っても学校が来年度でなくなってしまうというのはドラマ性があるし、こういうの、高野連は好きです。と言うか、日本人全般の心に刺さるところです。

 

次に、マイナスの方。四国大会初戦敗退はとても残念でした。スコア的には接戦でしたが、終始勝てる気がしなかったです。そんなゲームでした。その時僕は、甲子園が遥か彼方に遠のいたと感じました。

 

 

molineblog.hatenadiary.com

 

 

あとは、高松商業に勝ったと書きましたが、高松商業がその後の神宮大会で優勝したことで、四国地区には神宮枠として、出場枠1校が追加されました。通常なら四国地区で2校のみですが、今年は3校です。

 

厄介なことになってないですか?高松商業の快挙については、もちろん称賛に値しますが、もし小豆島高校が21世紀枠で選出されたら、上記3校に加えて合計4校に甲子園切符が届くことになります。多過ぎませんか?

 

過去には「野球王国」と呼ばれることも多かった四国ですが、近年は決してそうとは言い切れません。特に、香川県の学校が全国大会で上位進出した記憶は、この僕でさえ残念ながら超少ないです。一番最近でも20年以上前の観音寺中央くらい?

 

そんな所から、高松商業+小豆島高校?2校同時選出はあり得るでしょうか?地域性と話題性を秤にかけるわけですが、高野連の裁量一つというかアバウトな部分です。

 

それでも決まりでしょう

12月11日の最終候補校決定翌日の紙面には、「小豆島など9校選出」という見出しが躍って、最有力校であることを疑う余地はありません。「三十四の瞳」とかいって、早速興味を煽っているところもありました。

 

www.nikkansports.com

 

遠い歴史を紐解くと、新聞の読者獲得のための重要コンテンツとして始まった、という側面を持つ高校野球の大会ですから、マスコミの言うことにある程度左右されてしまうのは仕方ないですし、「教育の一環」とか言いながら興行であることに違いはありません。

 

その意味で、新聞がここまで書き立ててくれることにしっかりとした根拠が無いわけはなく、ここでもし落選でもしたら、そんなハシゴの外し方は無いやろ!って、あっちこっちから非難轟々でしょう。

 

だから、もう決まりです。

 

おめでとうございます。そして、僕も我が事のように嬉しいです。

 

身も蓋も無いことを書いてしまいますが…

 1週間程すればお祭りムードが吹き荒れるであろうこのタイミングで、敢えていらん事を書きますが、「21世紀枠」なんて後からこじ付けたような制度は、やっぱり止めるべきです。何年間かだけの限定とか、記念大会だけとか、最初からそうしておくべきでした。

 

まず、高校野球であろうと何であろうと、スポーツである以上その目指すところは「勝つ」ことです。勝ち負け以外の評価軸をチョロチョロと持ち込むべきではないです。

 

昨秋の四国大会を例に取ると、準々決勝で小豆島高校に勝った土佐高校が落選して、負けた方の小豆島高校が21世紀枠に滑り込む可能性があります。 

 

みんな同じように頑張ってきて成績も上回ったのに、 こっちの方が頑張ってるから、ってそれエコ贔屓と言わずして何ですか?これまでも、どうも腑に落ちない形で涙を飲まされた球児は数知れないはずです。

 

文科省の外郭団体的ご機嫌取り集団に過ぎない高野連に、こんな暴挙が許されていい訳がありません。努力を認める必要があるのなら、別の場で表彰するなりの方法があるはずで、甲子園出場をそんなオマケみたいに振りかざしてはダメです。

 

最高に穿った見方をすれば、大人の事情で理不尽な目に遭うこともある、ということを伝えるための、それこそ「教育の一環」ですか?まさかそんなことは無いでしょうが…。

 

やっぱり、甲子園は実力至上主義でいい。

 

こうなったら、小豆島高校には本大会でベスト8くらいまでブッ飛んで欲しいです。オマケで選ばれたんじゃないことを、高らかに示す必要があります。

 

けれどそうなったら、高野連はますます21世紀枠を止めにくくなってしまいますね。ジレンマです。