ロマンチックな夕暮れの海辺でラーメンを食す 〜小豆島ラーメンが素敵すぎるのは素敵すぎる人がいるから〜
小豆島国際ホテル前からマルナカ方面へすぐの海側、「豆」の赤い看板が気になっている方は多いのではないでしょうか?
「小豆島ラーメン HISHIO」
僕もその中の一人だったわけですが、初めて伺う機会に恵まれました。
年の瀬も押し迫った日の夕暮れ時、もう年末のお休みかも?と思いながら通りかかったら、明るく電気が灯っていました。
時期も時期、時間も遅いですから店内は空いてそうです。ちょっとラッキーな感じ。早速入ってみました。
入口すぐのキッチン前のカウンター席を、なんとなくスルーして奥へ。
わあ、ビックリ、シーサイドテラス席!オーシャンビューではありませんか!表からは全く分かりませんでした。
そういえば、先客の2,3組は全てカップルだし、ラーメン屋さんのイメージとはちょっと違う、南国風の明るい内装。そうか、エンジェルロードを目の前に見るこのロケーションを、50過ぎのオッチャンが占拠してはイカンわなぁ〜。スイマセン。
醤そばとチャーシュー丼のセットをいただきました。「小豆島の醤油と内海湾で取れたカタクチイワシを使ったスープ」なんて書いてます。それで、「小豆島ラーメン」か…。「醤そば」ね、なるほど。
ストレートの細麺で、濃厚スープももちろんグッド。温まりました。美味しかったです。また次も立ち寄ること決定。
そんな「小豆島ラーメン」ですが、ホームページによると、この会社の本拠はなんと岡山。社長さんが、美味しいスープの素材を求めて行き着いた先が小豆島だったらしく、「小豆島ラーメン」の屋号で、地元岡山にまず1号店を開かれたそうです。これ、小豆島側から見れば、立派な輸出産業じゃないですか!?
その後、2011年の9月に2号店としてオープンしたのが、このエンジェルロード近くのお店だそうで、小豆島側から見れば、逆輸入?
やりたいことを追求する中で、その土地の活性化にも役立つことができるなんて、最高じゃありませんか。
いい生き方してはるよなぁ〜、って思います。食べ物が美味しいかどうかはもちろん大切ですが、どんな人が作ったかはもっと大切なことだと考えています。顔が見えた方が、味が深まりますから…。大きく言えば、人生も深まります。
今回は、途中からお忙しそうになってきたので出来ませんでしたが、次は是非ともカウンター席に陣取って、店長さんともお話ししながらいただいてみたいです。