僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

専門性を高めてコアなファンを増やそう 〜何でも揃うトヨタとスポーツカーしかないランボルギーニ〜

主に下の子の保育園の送迎に使っているママチャリ。

 

買って8年くらいで雨の日も乗りますから、流石にくたびれてきました。でも、引退させたりはしません。修理して修理して、現役を続けてもらっています。

 

ローラーブレーキのグリス注入 

今回は、ブレーキをかけた時にもの凄い異音がする事態が発生。
 
調べてみました。
 
どうも、その異音は後ろのブレーキから出ているようです。自転車の後輪ブレーキには、主に次の3つのタイプがあることが分かりました。
 
 
これは、あくまでもママチャリなどで使われるハブブレーキ(ブレーキと車軸が一体) の中での分類です。他にロードレーサーなどに使われるリムブレーキ(車輪を左右から挟み込んで止める)もありますが、今回は割愛。
 
 
 
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うちのママチャリの後輪ブレーキは、「3」のローラーブレーキであることが判明。ローラーブレーキは基本的にメンテナンスフリーですが、数年に一度のグリスの補充は必要なようです。阿倍野は意外に坂道の多い街なので、ブレーキが酷使されやすいことが、お尻の下にビリビリ振動が伝わるほどの、今回の異音の原因であると断定した僕は、 早速そのグリスを探してみました。
 
しかし、Amazonで検索してみると¥1,000ちょっとします。ほんの少しだけチューっと入れて、残った分は何年か先に使うその時まで奥に片付けておくのはかなり変だしムダ。
 
けれど、自分で修理したい気持ちもあるので、無いのを承知で近所のホームセンターで探しました。そしたら、やっぱり置いてなかったです。
 
前述のように、ローラーブレーキは普通壊れることは無いので、その専用グリスが多く出回っている必要もないのです。
 
自分でするのを諦めて、自転車屋さんに持ち込みました。するとここでも、専用グリスがないので修理出来ない、と言われました。
 
その代わり、あそこの店に行けばやってくれるかも?と教えてもらえたのが、地下鉄昭和町駅前のこのお店。
 
サイクルコンビニ てるてる 昭和町店。
 
 
僕がお邪魔した日曜日の夕方、店員さんは3名おられて、全員若いお兄ちゃん。
 
そのうちのひとりに「ローラーブレーキのグリス入れて下さい」とお願いすると、あっという間にやってくれました。¥324也。ついでにタイヤの空気チェックとチェーンの注油までしてもらえて、あぁ、嬉し。
 
音鳴りは止まってブレーキの効きも良くなったし、ペダルも軽くなって大満足。
 
また明日からの、通園タイムが楽しみです。
 
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「総合家電メーカー」なんて今時あんまり流行らないですよね

ところで、同じように見える町の自転車屋さんでも、そのコンセプトによって随分と中身は違うなぁ、ということが今回よく分かりました。
 
ホームセンターは、自社ブランドの新車を安く売るのが目的っぽい感じ。2軒目さんは、中古自転車の販売に力を入れておられる様子。乗らなくなった自転車を無料で引き取ってくれるサービスもあって、自転車の流通業者さんって色が濃い。最後の「てるてる」は、スピーディーに安く修理しますよ、という思いがよく伝わってきます。何の変哲もない普通のシティサイクルしか置いてないですが、「サイクルコンビニ」を謳うだけのことはあるなぁ。困った時に、ポンっと飛び込める便利さがあります。
 

その道を極めることはオンリーワンになるということ

どの層の顧客にターゲットを絞るのかは、マーケティングの上でとても重要なことだと、どんな本にでも書いています。
 
専門性を高めて、ある一定の層に向けてピンポイントで訴求できることが、生き残る道でもあるはずなので、自分をしっかりと客観的にプロデュースする力がとても大切であるに違いありません。
 
だから、毎日自分に「これはホントに好きなこと?」「もっと深めていきたいこと?」って、問いかけながら進むよう心がけているつもりです。同じ手探り状態でも、そこさえしっかり押さえておけば、大きく道を外すことはないだろうと考えています。