読書感想文にみる時代の移り変わりは、親の教育意識をも変えさせてしまう
小3の娘の夏休みの宿題の読書感想文。「課題図書」というのがあるらしく、先日本屋さんへ探しに行きました。(遅すぎるやろ!)
本屋さん大繁盛?
地元の天王寺界隈の本屋さんではもう、4冊の課題図書はどれも売り切れている、という学校と出版社の結託かと思える噂が広がっています。そこで、出掛けたついでになんばのジュンク堂へ。すぐ見つかって良かったです。
娘が選んだのは、「お話きかせてクリストフ」という本。その理由は、「むずかしい漢字にはふりがながふってある」。なんとも安易ですが、まぁよろしい。
反戦も人種差別も教育問題も…
この本が、なんとも内容が重いというか、いまどきの小3はすごいなぁと素直に感じました。
アフリカのルワンダの内戦から逃れて、イギリスへ移り住む男の子の話なんですが、たぶん僕の小3の頃なら、ほとんど何のことか理解できなかったでしょうね。勧善懲悪のヒーロー列伝みたいなのばかりで喜んでたガキんちょでしたから。
ヘトヘトになるまで遊ばせてあげたい、だけではダメになっている?
僕はどちらかというと、「子供は外で遊ばしといたらえぇんや!」的な前時代的父親像を体現してしまっているかも知れません。
1週間びっしりと習い事スケジュールで埋まっている子供も実際に多い中で、「外で遊んどけ」にも無理があります。
子供の感性を伸ばしてあげたいし、しなやかでおおらかなココロの持ち主であって欲しい。時代にも即したいい子であって欲しいですが、いつまでも手探り感は拭えません。