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僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

本屋さんではない本屋さんに、大きなヒントをもらえたよ 〜梅田蔦屋は超たのし〜

東京へ出掛けることがあったら、以前より是非行ってみたいと思っていた場所が、代官山蔦屋書店です。なかなかその機会が訪れないままでしたが、ついに梅田にも出来ました。「梅田 蔦屋書店」

 

行ってきました。びっくりしました。

 

JR大阪駅直結です

大阪駅北側の駅ビルを「ノースゲートビル」と言うそうです。その西館の中にショッピングゾーンがオープンしました。「LUCUA 1100」(ルクア イーレ)。おじさんとしては、「るくあ、せんひゃく」とか言わないように気を付けたいです。その9階、ほとんど駅ナカみたいなもんです。

 

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元々この場所は、デパートの「三越伊勢丹」が入っていましたが、いわゆる梅田の「百貨店戦争」で関西の老舗に敗れる形で、早々に撤退してしまいました。駅直結とはいえ、梅田エリアは大型書店激戦区ですし、ビルの9階という 立地条件は決して恵まれたものとも言い難いです。そこに勝算ありと目論んで乗り込む蔦屋の英断に、敬意を表したいですが、確かに自信が有るだけあって、他とは随分と違います。

 

本屋さんには違いないです

エレベーターを降りた最初の印象、「わぁ、きれい!広〜い!」けど、ホントに広いかどうかは、実のところよく分かりません。そりゃぁ、広ければそれだけ品揃えも充実するでしょうが、ここまで大きくなったら、それすらもう意味が薄れてきている気がします。どれだけ広くても限界はあるわけで、逆に広いだけなら没個性となってしまう危険を孕むことにもなります。

 

現にこの店の場合、ワークスタイルやアート・デザイン系の本に特化していて、普通の小説の文庫本とか、極端に少なかったように感じました。それに合わせてかどうか、「大きな事務所」という雰囲気の本屋さんが多い中で、ここはホテルのロビーみたいな、そんな感じに近いです。

 

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それに、当たり前ですが、本屋さんではデッカい本棚が一番目立っています。しかし、此処ではカフェのスペースの方が幅を利かせています。

 

つまり、コーヒーを飲むために本屋に行く、商談のために本屋に行く、ヘアカラーをしに本屋へ行く、を何事もないかのように受け入れています。此処では、本は決して絶対的主役ではないようです。

 

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それを裏付けるかのように、店内には靴磨き店があります。クローク、貸会議室、ATM、スタバ、Apple製品の修理を受けてくれるコーナー、旅行会社などもあります。

 

カフェとラウンジなどの席数は、全部で約500あるそうですが、店内のパンフレットには、「すべてのお席で、ご購入前のほぼすべての書籍をコーヒーを飲みながらご覧いただけます。読み終えた本はお近くのスタッフまでお渡しください」などと書かれていて、そんな横柄な態度を客に奨励かつ許容して、ええのんか?君ら!と心配になってしまいますし、そんなのにホイホイ乗っかってしまっては、いつかバチが当たるに決まっている、と自己評価の低いおじさんは思ってしまいます。ドキドキします。

 

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まとめ 

大型書店が次々と誕生した時代に、町の本屋さんは太刀打ち出来ずに無くなっていきました。今はネット全盛時代になって、その大型書店でも存在意義を失ってしまうかも知れません。

 

そんな時、ネットショップにはない、自分なりの付加価値を上乗せした提案が出来るかどうかが、とても大切になってくる気がします。

 

自分にしかできない付加価値の創造と、提案…。

 

なるほど、ビジネスの本質の一端に触れた思いです。

 

なお、梅田蔦屋書店店内の2ヶ所のラウンジは、8月からは有料になるそうです。現時点で詳しい料金などは決まっていません。店員さんが教えてくれました。

 

ホントにこんな店が通勤途中になくて良かったです。毎日でも寄り道して帰れなくなります。7:00〜23:00の長時間営業です。