僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

こころから好きなモノは、人に勧めやすい

ちょっと久しぶりに、天王寺Mioの旭屋書店に行きました。

 

平積みのコーナーでウロウロしていると、何やらお店の感じが以前と変わっているように思いました。

 

店員さんの情熱が感じられるよ

本屋の店員さんって、本好きの方が多そうなイメージ強いですよね(当たり前?)パン屋さんはパンが好き、服屋さんは服が好き、自転車屋さんは自転車が好きだからこそ、その職業を選んだ公算が強いのは当然ですが、本屋さんについては、その「好き」の度合いが5割増しくらいで高い方が多いように、日頃から感じています。

 

僕が、お店の感じが変わったと感じたのは、その「熱さ」が店内にほとばしっていたからです。

 

やたらと、手書きPOPが目に付いたのです。

 

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POPには、推薦文なんかが書かれていて、店員さんのその本への思い入れの強さが、よく伝わってきます。

 

付箋をたくさん付けた「見本本」が置いてあって、「どうぞいくらで読んでください」というサービスも取り入れておられます。

 

あなたが言うなら信頼できる

売りたいとかどうとかいう気持ちも当然あるでしょうが、お客さんに知ってもらいたい、という気持ちで書かれているのが、よく分かります。

 

この気持ちこそが、ビジネスの本質、という気がしますね。売り込むのではなく、お勧めするという感覚。

 

結局のところ、やはりここでも人と人との信頼関係が、大きくモノを言うのです。いいモノでも信頼できない人からは買いたくないですもの…。

 

まとめ

天王寺は大ターミナルでもあるので、本屋さんにとっては厳しい激戦区です。その上、よほど特徴的な品揃えをするとかしないと、差別化しにくい形態の商売ですね。

 

 けど、「自分はこれが大好きでやってます」という気持ちは、必ず人に伝わります。それを前面に押し出すことで、笑顔が連鎖します。それが社会貢献です。

 

本屋さんに限らず、そういう思いで毎日の仕事に励む人が増えたなら、この国の将来は明るいものに違いありません。安泰です。