僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

本当にしたいこと、本当はしたくないこと

わかってる人は、わかってる

通勤途中の駅のエスカレーターで、後ろに立ったお姉さん二人連れの会話。

 

「〝ためしてガッテン〟でやってたけど、寝返りいっぱいする人は腰痛になりにくいらしいで…」

 

僕、 (当たり前やん…。) 

 

 一応、専門家の端くれなので、その程度の認識は持っているつもりですが、それくらいの事でも大々的にテレビに乗せると、一般の人にはセンセーショナルな出来事として映ることも十分に起こり得ます。

 

みんな買ってね、新技術ですよ 

 最近の僕の関心ごとは、「ハイブリッド車はそれほどエコではないらしい」ということ。すべての速度領域で飛躍的な燃費性能を持つわけではない、というのは特にユーザーの方はお感じになっていることでは?でも、今や国営ではないものの国家的企業であるトヨタの、技術的にも収益的にも根幹を成す〝ハイブリッド〟の、ネガティブキャンペーンをはることに意味を見いだす人の存在は、ごく少数の変わった人として抹殺されても何の不思議もありません。国家的利益優先ですから…。


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 携帯電話の電磁波を問題にしていたくせに、あんな強大な電池の上に座っていることには触れもしない。廃棄を含めたライフサイクルで、どれほどの環境負荷があるかは、話題にしない。

 

次はインフラ整備という旗印のもと、必要なのかどうかも判然としない水素ステーションを、莫大な税金をぶち込んで大量に作ろうとしています。

 

既存の古い技術を磨き尽くすことに活路を見出すことで、最近絶好調のマツダの存在なんかは、かなり鬱陶しいだろうなと想像するに、痛快ですね。

 

政治を批判しようというのではありません。じっと見据えていないと、人はとても流されやすいものです。それが言いたいだけです。

 

流されるのは楽です

あらゆる事にすべからく精通すべき、と言われても無理です。でも、膨大な情報から怪しげな匂いを感じ取る嗅覚は、あらかじめ備わったものではなく、鍛えられるもののはず。

 

自分で考えてみることによって…。


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正しいのか、間違っているのか、という絶対的な判断基準はとても大切。でも、自分の生き方に沿っているのか、ココロに嘘をついていないかは、それ以上に大切に守らなければならないところだと、感じています。