僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

日本のラテン大阪の人は、実はとっても寂しがり屋だった

ハイ、僕大阪人です。
 
だから、この感覚はとてもよく分かります。
 

「大阪人は私たちがイメージしている日本人と違う」 | 1分で感動

 
何しろ、普通に返事しているだけでは、「オモロない」と言われてしまいます。「オチは?」てな感じ。
 
でも、もちろんTPOはあります。誰が相手でもそんなことばかり考えていたとしたら、叱られます。
 
あと、大阪人の大きな特徴のひとつに、「権力に屈するのがキライ」というのがあります。屈するどころか、ちょっと茶化したりするのが得意です。東京への対抗心がベースにあるから、という分析は当たっているかどうかは分かりません。
 
いずれにしても、過剰なサービス精神の持ち主が多いというのは、確かに感じます。
 
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上の子の靴の紐が切れそうになったので、買いに行きました。紐だけを買えばいいやと思って探しました。まだ靴本体は綺麗なもんです。
 
近所の大型スポーツ用品店、ありません。デパートにも、ありません。大人用の長いヤツはあっても、おめあての子供用サイズはありません。
 
僕の中では、子供はあっという間に大きくなるので、紐が切れるより前に、次の大きなサイズに買い換えてしまう。だから売ってない、というふうに結論付けられました。
 
ネット上にはいっぱい売ってます。でも休日明けに使うので、配送を待っていられません。すぐ要ります。
 
次に行ったのは、イトーヨーカドー。キッズシューズのコーナーが、ドーンっとあります。でも見当たりません。店員さんに尋ねてみました。
 
「子供用のスニーカーの紐だけ売ってないですか?」
「紐だけはないです!」
 
なんともツンとした、突き放した言い方でした(そのように感じました)。
 
そんなもんと比べるな!と言われてしまうのを承知で書きますが、リッツカールトンなら、何としてでも探し当てて買ってきてくれるはずです。
 
ヨーカドーが東京資本だからかどうかは別にして、場合によっては、もっとベタベタに御節介なサービスがあってもいい気がします。
 
日本人の持つ細やかさと誠実さも、大阪人が持つ図々しさと人懐っこさも、どちらも十分に世界で通用するはずです。融合させたら、物凄いことになるのではないかとワクワクします。
 
今の若い人たち子供たちが、それをワクワクとして認識できる感性を持ち続けられるかどうか?教育や伝承の責任は、私たち世代に課せられた大きな使命でもあります。
 
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