熱い人がいつも熱い理由
昨日NHKテレビの「スタジオパークからこんにちは」に、熱き男代表、松岡修造さんが出ておられました。
最後の10分弱しか見られなくて残念でしたが、やはり彼らしく、短い時間にも輝く言葉が散りばめられていました。
僕は、もちろん彼の現役時代も知っています。ライブで試合も何度か見ました。でも、正直なところあまり好きではなかったです。トッププレーヤーにありがちな、傲慢さやワガママが強く出ているように感じられたのです。
テレビでは、その頃のことを振り返って話しておられました。
「僕は最後の最後のところで、自分を信じられなかった。つまり、あきらめた。それが悔しい」
あの、ガンガン前に出ることだけしか考えてなさそうだった修造でさえ、勝ち切る自分は想像できなかった、ということになります。
それを聞いて、今更ながら彼のことが少し好きになりました。
そうか、不安だったのか…。 諦めたんだ…。
錦織圭をはじめ他の競技の人のことも、あんなに一所懸命応援するのは、諦めた自分と同じであって欲しくない、という思いからだそうです。
なりたい自分をしっかりと頭の中に描き切ることができれば、それが本当の自分、自分にとって目指すべき場所です。そして、諦めない限り、そこへは毎日確実に近付いていくことが出来ます。