僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

小豆島八十八ヵ所霊場の一番と二番

四国88箇所はよく御存知の方が多いですが、小豆島にも八十八ヶ所霊場があって、「島四国」とか言われます。

 

GWに、その1番と2番札所、洞雲山と碁石山に行ってきました。

 

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苗羽のマルキン醤油近くの、平和堂の角を 山手に上がるのがいいですが、急坂です。車なら問題ないものの、道幅が狭いので要注意です。徒歩は相当キツいでしょう。自転車なら、結局押して歩く羽目になります。

 

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映画「八日目の蝉」では、永作博美さん演じる希和子が、娘の薫とここを訪れ、「この島には、神様がいっぱいおるんよ」という、島を愛する我々には堪らない名ゼリフを残してくれました。

 

小豆島は、瀬戸内最高峰の星ヶ城山(817m)を有する、険しい島でもあります。火山活動の名残と言われる奇岩・巨岩は数知れず。この標高差と、変な形の岩々のコントラストが独特の渓谷美を生んでいます。

 

洞雲山も名前に洞(ほらあな)の字があるように、大きくくり抜いた岩に立つ観音様の像は、圧巻です。ホント、神様とお近づきになれた気分です。お勧めです。

 

ロードバイクに乗って、霊場巡りをしてみたいなと、最近思うようになってきました。ちょっと年寄りじみた感じは否めないですね。でも、します。その際には、レポートもします。乞うご期待。

 

在るものに感謝する、という気持ち

さすがに最近はそんなことはないでしょうが、もともと島には、巡礼のお遍路さんをおもてなしする精神が強く根付いていて、母が子供の頃には、朝の食卓に白い服の知らない人が居る、という事がよくあった、と話していました。

 

僕はこんな人たちの影響を受けながら大人になりました。お節介で、お人好しかも知れません。基本的に人を疑うことがありません。

 

笑われてもいいです。それが僕です。島を想う者の、それが誇りです。