成長曲線、まだまだ上向き中
僕は今51歳です。
25歳の時の自分はどんなだったかなんて、全く記憶から消え失せてしまっています。それくらい昔です。
今もし僕が25歳なら、やりたいことは50どころではないかも知れません。
0歳児が10歳になるまでの10年間。10歳の子が20歳になるまでの10年間。この時分は、ある意味食べてさえいたら成長できます。
けれど、その後の10年刻みはそうはいきません。成長することを強烈に欲しないと、生物的な衰退を、つまり老化ですが、次第にその速度を増す時間の流れの中でまざまざと見せつけられる結果になるだけのことでしょう。
僕の若い頃も、周りにはそんな有難い忠告をしてくれる先輩方が居たはずです。でも、残念ながら「ピン」とはこなかったんでしょうか?
今ならよく分かるだろうに…。
ギャップはあるけど、普遍的なものもあるはず
望むと望まざるとに関わらず、同じ職場で子供ほど歳の離れた人と一緒に働く立場になりました。たとえやかましいオヤジやなぁ、と思われようとも、しっかりと言うことは年長者の務めだと思います。
そこに付け加えるなら、やりたいことが50だろうが100だろうが、それは最初の一歩の行動力に掛かっているということを、声を大きくして伝えたいです。
今25歳なら何でも出来るのに…、そんなふうには思っていません。若いから出来るわけではないのです。最初の一歩の行動力、ピンポイントでそこに集中することが、何よりも大切な事。そうすれば何にだって変幻自在。
要は生き方、あり方を選択する覚悟が試されているんだ、そう感じています。
- 作者: 松浦弥太郎
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