僕の魂が海を渡って行ったり来たりする物語

小豆島から大阪へ流れ着きました

クリアに見えているはず

結局勝てたのは錦織のシングルス2試合だけ。ホームの圧倒的応援を向こうにまわして、撥ね退けるだけの総合力は無かったですね、残念ではありますが…。

 


【速報】添田が敗れ 日本敗退 - テニス365 | tennis365.net

 

今回のように、敵国に乗り込んで戦わなければならない場合の過酷さは、想像以上のものがあるはずです。ホームに有利なように、いろいろと条件を整えてきます。

 

前にも書きましたが、得意なコートサーフェスを選定してくるなんてのは、当たり前のことで、ルール上ももちろん問題ありません。カナダ協会は今回、弾丸サーバーのラオニッチのプレーが生きるように、高速ハードコートを用意しました。

 

嘘かホントか定かではないものの、ホテルのお湯を出なくしておくとか、夏に冷房が効かなくしておくとか、変な理由を付けて練習場を用意しないとか、子どものケンカか!って思うほどのアホらしい嫌がらせが、堂々と行われたりすることもあるように、特にサーカーの世界での話として聞きます。

一生に何度もないよ

 欧米人はもちろん、自分たちの領域に踏み込んで来て日本人が好きなように活躍なんかしていったら、それはそれは面白くない筈です。比較的好意的に受け入れられているようにうつる錦織の場合、まだ本気で「憎い相手」として見られておらず、「小さいヤツが頑張っとるなぁ」という程度の扱いであることが想像できます。

 

ここからが本当に苦しくなってくるところなんでしょうが、あと一息です。彼らに、「そんな悠長なこと言うてられへんがな」と慌てさせるくらいの、真のビッグプレーヤーになっていく、その道のりを今目の前で見る観衆でいられる幸運に、胸躍ります。

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